女優の天海祐希が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』第2話がきょう24日(毎週月曜22:00～)に放送される。

  • 早見あかり＝カンテレ提供

明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする元弁護士の女探偵・上水流涼子(天海)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく痛快エンターテインメント。

涼子が弁護士資格を剥奪された傷害事件以来、関係を断絶された元顧問先の大企業・諫間グループの社長・諫間(仲村トオル)が、突然「仕事を頼みたい」と連絡してくる。諫間の依頼は、一週間前から行方不明になっている娘の久実(白石聖)を探してほしいというものだった。警察に届けて大ごとになれば、会社の株価に影響する。娘の安否より会社の利益を優先して探偵を頼った諫間に、貴山は心底あきれるが、涼子は「連れ戻せたら報酬はいくらでも払う」という諫間の言葉に不敵な笑みを浮かべる。

早速名門女子大に通う久実の周辺を探ると、久実は六本木のクラブに出入りしていることが分かる。厳格な父に反発して家出した久実は、周囲を寄せ付けない雰囲気の謎の女・円谷エリ(早見あかり)と、彼女の幼なじみだという広瀬リアム(猪塚健太)と行動を共にしていた。家出して不良に絡まれていたのを助けられ、さらにリアムから「とらわれたお城から抜け出した勇敢なお嬢さま」と甘い言葉をささやかれた久実は、2人を疑う様子は全くない。しかし浩次(中川大輔)によると、それこそが2人の手口だといい、その末路はあまりに悲惨なもので……。涼子は久実を救出するため、リアムの異常なまでのギャンブル体質を利用したある作戦を思いつく。

2話でも涼子は食堂のパートに、そして貴山は清掃員にと数々の変装を遂げる。クラブやギャンブルでの派手な変装にも注目だ。さらに涼子と空手使いの女・エリとのアクション対決も見どころ。天海・早見ともに、アクション練習を積んで挑んだ本気の戦いを披露する。

2話ゲストのコメントは以下の通り。

■早見あかり

アングラな世界で生きている空手使いの屈強な女を演じました。ここまでの悪役、そしてアクションは初めての経験でしたが、自分の考える悪というものに全振りして楽しみながらお芝居させてもらいました。悪い顔に注目していただきたいです。個人的には天海さんが演じた役の青年時代をやらせてもらったことがあるので、今回は対峙する役でまたご一緒出来たことがうれしかったです。

■猪塚健太

リアム役の猪塚健太です。リアム君はとにかく救いようがないようなヤンチャなキャラクターなので、涼子さんたちがやっつけがいのある、退治されることで観てくださる皆様が清々しく思える、そんな悪役になればいいなという想いで演じさせていただきました。ただそんなリアム君にも少しだけ人間らしい部分もあるので、余裕のある方にはその辺もちょっとだけ楽しんでいただけたらなと思います。作中では涼子さんにひどい悪態ばかりついておりますが、現場では天海さんにバレンタインのチョコレートをいただいてホッコリした気持ちで過ごさせていただきました。楽しかったです。そんな第2話を是非ご覧ください。