カヤックは4月20日、「SMOUT移住アワード2022」の結果を発表した。同社運営サービス「SMOUT」の一般ユーザーが2022年度(2022年4月1日〜2023年3月31日)に興味を示した(ファボ(興味ある))プロジェクトを集計した。ファボ総数は6万4,896件、参加地域数は、国内537地域。

  • 市区町村部門トップ3と都道府県部門トップ3

市区町村部門の1位は長野県伊那市で、前年度の2位からランクアップ。県の森林率が79%の環境を活用した、「薪ストーブ」などのエシカルな生活を提案するプロジェクトが人気を集めた。森林資源の利活用や、新たな山村価値の創造といった点で、森林・林業・木材産業における「グリーン成長」の取り組みが特長となっている。

  • 長野県伊那市人気プロジェクト例

2位は滋賀県長浜市で、前年度ランク外から急上昇。同市は琵琶湖の北に位置する城下町。ユネスコ無形文化遺産に登録されている「長浜曳山祭」など、文化遺産によりコミュニティづくりを促進する取り組みが活発なほか、「地域・人とのつながり」の強さも顕著だったとのこと。

  • 滋賀県長浜市人気プロジェクト例

以下、3位兵庫県豊岡市、4位島根県海士町、5位山口県萩市、6位富山県南砺市、7位北海道下川町、8位鳥取県智頭町、9位福島県田村市、10位長野県飯田市と続いた。

  • 市区町村部門トップ10

都道府県部門は、1位長野県、2位滋賀県、3位兵庫県、4位山口県、5位北海道、6位鹿児島県、7位島根県、8位高知県、9位石川県、10位富山県となった。

  • 都道府県部門トップ10