100均とは思えない、優秀でアレンジしやすいグッズがそろうダイソー。日常使いはもちろん、トラベルグッズにも活用できるアイテムがたくさんあります! プチプラだから、気軽に買い揃えられるのも魅力ですね。
そこで今回はトラベルライターの筆者が、実体験をもとに、旅行に役立つダイソーのおすすめアイテムを5つ厳選。「こんな使い方があったなんて!」と思わず膝を打つ、100均アイテムを組み合わせた裏ワザもご紹介します。
地味に頭を悩ませる"旅行のあれこれ"を100均グッズで解決してみませんか?
■1. 圧縮タオル(スモールサイズ) 110円
もう何年も前から、活躍してくれている旅行アイテムといえば、これ。ダイソーの圧縮タオルです。その名の通り、普段はカチカチのタブレット状になっていますが、必要なときだけ、水に浸してタオルとして使う……あれです!
圧縮タオルを使うと、
・夏の真っ盛り、大量に出る汗を拭きたい
・汚れた手足を拭きたい
・メイク直しをガッツリしたい
・火照った顔や体をクールダウンさせたい(冷水につけて絞る)
・防災の備えがほしい
という問題をまるっとクリアできます。
特に筆者は職業柄よく温泉地へ行きますが、足湯を見つけてもタオルがない場合、「タオルがあればなぁ……」と泣く泣く諦めていました。それが、圧縮タオルに出会ってからは、躊躇なく足湯に入れて嬉しい限り! 温泉好きには頼もしい必須アイテムです。
圧縮タオルのサイズは、「スモール」「レギュラー」「ラージ」の3種類をラインナップ。この中でイチオシは、一番小さいスモールサイズです。これだと、なんと20枚入って110円! 1枚あたり5.5円と圧倒的な神コスパです。とにかくリーズナブルなので、心おきなく使えるのが良いところ。
そしてスモールサイズだと、かさばらず持ち運びにも便利です。筆者は、携帯用として1つ小銭入れに入れています。
タオルを広げてみると、スモールサイズの大きさは16cm×26cm。大人の手のひら2つ分ぐらいのサイズ感です。ちなみに、材質はパルプ紙100%なのですが、意外と丈夫。女性が引っ張っても破れないぐらいの耐久性はあります。
■2. 延長コード「3個口 コード付タップ 3m」550円
スマホを友に旅に出る、という人も多いのではないでしょうか?
そういうとき、滞在先のホテルでもスマホは手放せませんよね。せっかくなら、ベッドにゴロンと寝転んで、充電したままスマホをいじり倒したい……だけど、悲しいかなビジネスホテルのコンセントは、大体デスク周りに集中していて、ベッド付近にないことが多いのです。
だったら、自分で持っていけば良いじゃない! という結論にいたり、数年前から延長コードを携帯しています。ダイソーの延長コードは、1m/2m/3mとバラエティ豊かなラインナップ。充電難民には心強い味方です。
数ある延長コードの中で一番のおすすめは、「3個口 コード付タップ 3mタイプ」。3mあれば、ほぼどんな部屋でも「コンセントない」問題をクリアできます。
差し込み口は180度回転式。上下問わず、使いやすい方向にコードを伸ばせます。タップ自体も耐トラッキングカバー付きだから安心。
せっかくなら、おしゃれなポーチに入れてコードを持ち運びたいですよね。筆者のお気に入りは、モンベルっぽいロゴがついたポーチ。もちろん、これもダイソーで購入できます。男前のかっこいいデザインだから、飽きずに長く愛用できますよ!
■3. ミニバルブ式圧縮袋 トラベル用 110円
圧縮袋は、連泊時に超役立つトラベルグッズの神的存在。旅好きにはおなじみのアイテムですが、日々バージョンアップしていて、令和の圧縮袋は進化が凄まじい!
注目は、このミニバルブ式圧縮袋。掃除機不要で、簡単に手でクルクル……と巻きながら圧縮できます。
これまで手で巻くタイプの圧縮といえば、ファスナーを閉めながら、空気を抜くのがほとんど。でもそれだと、ファスナーを閉めるとき"わずかな隙間"から、「あっ、空気が戻っていく……」という悲劇が待ち構えていました。
しかし、このミニバルブ式圧縮袋は一味違う。バルブを「開」にして空気を抜き、最後に「閉」に切り替えれば、空気の逆流がおきません。掃除機を使って思い切り吸引するレベルで、しっかり圧縮できます。
50×70cmのサイズなら、セーター・トレーナーが約3~5枚収納可能。着替えがたくさんいる夏は、Tシャツをガッツリ入れられるので大助かり。余分にもう1枚圧縮袋を持っていき、脱いだ服や下着を入れれば、イヤな匂いもシャットアウトできますよ。
■4. 折りたたみ式スマホスタンド 110円
新幹線・飛行機・バスの長時間移動時に、スマホで動画を見る人も多いはず。そんな人におすすめなのが「折りたたみ式スマホスタンド」です。
本商品は、使わないときに折りたたんで収納できる高スぺパアイテム。収納時の厚みは約2.5cm。ポーチにすっぽり収まるサイズ感がグッドです。
しかもこのスマホタンド、コンパクトなだけでなく軽さもすごい。プラスチック製で重さは約70g。旅先など持ち運んで使いたい人にはかなりおすすめです。
色は白・グレー・黒の3色展開。どんなスマホにもなじむシンプルなデザインで、男女問わず使えます。
可動部分は、2ヶ所。手で押しながら、スタンドの角度を調整します……が!! 使い始めは「カチカチ」というより、「バキバキッ」と強めの音を立てて動きます。正直「こ、壊れるのか?」という不安はよぎりますが、慣れれば使用感も良くなるのでご安心を。
縦読み漫画やスクロールを頻繁に行うサイトを見るときは縦で、映画やドラマ鑑賞時には横で。ケースバイケースで、縦横向きを変えながら楽しみましょう。
ちなみに、対応するスマホのサイズは幅77mm×高さ×158mm×奥行8mm以内。安定性もあるから少し離れた距離での「自撮り撮影」にも活躍してくれます。
もうひとつ。このスマスタンドの何がすごいかって、ケーブルを通す穴があるので、縦置きにしたまま充電できること。横置きは充電できても、縦置きにすると充電口が塞がれてしまうスマホスタンドが多い中、これはストレスフリーで充電できます。
縦横どちらも充電できるのはありがたい! 充電しながらでも、スマホをいじることができます。
■5. 防滴スマホホルダー(縦横対応)220円
旅先でお風呂につかりながら、動画を見たり、明日の調べ物ができるといいなぁ……。そんな人に! ダイソーから出ている「防滴スマホホルダー」が、めっちゃ使えて便利です。これは、スマホを濡らすことなくタッチ操作できるダイソーのヒットアイテム。ケースのフタ部分は透明フィルムになっていて、指先での操作も簡単。もちろん、濡れた手で触っても大丈夫です。
壁に粘着シートを貼り、スマホを入れたホルダーを装着するのが正式な使い方。初めてダイソーでこれを見つけたときには、「憧れの浴室テレビが220円で叶うなんて、神ですか!?」と驚愕しました。
お手軽さが何よりのメリットですが、「いや、でも、旅先のホテルで壁に粘着シートを貼るとか無理があるでしょ!」と思いますよね。
もちろん、そんなデンジャラスなことはしません。そこで筆者がおすすめしたいのは……
先程、ご紹介したスマホスタンドを活用する裏ワザです。やり方は至って簡単。スマホスタンドをコテン……と倒して使うだけ。
その隙間に、防滴スマホホルダーを差し込めば、壁掛け式からスタンド式に早変わり。もともとスマホスタンドは柔軟に角度を調整できるから、形の変更も自由自在。お風呂に入りながら、丁度いいベストな位置で固定できます。
このセットがあれば、バスタイムの充実度がぐっと変わります。旅の疲れを湯船で癒やしながら、好きなTV番組やユーチューブを楽しめるなんて、最高に贅沢だと思いません?
ただし、これはあくまでも防滴。防水ではありませんので、くれぐれもお風呂にちゃぽん……なんてことがないように注意してください。
以上、アイラブ100均のトラベルライターがおすすめの旅行グッズをご紹介しました! ぜひ旅行の際にお気に入りのアイテムを取り入れて、旅の快適度を上げてくださいね。