JR西日本は21日、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、整備した兵庫駅2・3番のりばの「ホーム安全スクリーン」を4月28日から使用開始すると発表した。
「ホーム安全スクリーン」は、ホーム上の屋根等に取り付けたセンサーにより、利用者の転落を検知し、速やかに列車を止めるシステム。今回は兵庫駅の2番のりば(JR神戸線 三ノ宮・尼崎・大阪方面)・3番のりば(JR神戸線 西明石・姫路方面)に設置され、4月28日の始発列車から使用開始する。
なお、2023年3月末時点において、「ホーム安全スクリーン」は茨木駅2・3番のりば、放出駅1~4番のりば、福島駅1・2番のりばで整備が完了。2023年度上期には、茨木駅1・4 番のりば、天王寺駅1~6番のりば、海老江駅1・2番のりば、桜ノ宮駅1・2番のりば、摂津富田駅2・3番のりば、元町駅1・2番のりば、兵庫駅1・4番のりば、新大阪駅1~3番のりば、芦屋駅2・3番のりばで整備に着手する予定となっている。
JR西日本は2023年4月1日から近畿エリアの一部エリアで鉄道駅バリアフリー料金を収受し、バリアフリー設備(ホーム柵、ホーム安全スクリーン、エレベーターなど)の整備を加速する。兵庫駅2・3番のりばへの「ホーム安全スクリーン」設置も鉄道駅バリアフリー料金制度を活用している。