「スプリング・クリーニング」という言葉を知っていますか? 日本では年末に大掃除をする家庭が多いと思いますが、海外では気候の良い春niの時期に大掃除をすることが一般的です。確かに暖かい季節の方が、水を使った掃除や窓を開けた換気への抵抗が低いですよね……!

今回は、ダスキンで掃除のプロとして働くスタッフの方に「エアコンのセルフメンテナンスの方法」を聞きました。夏の本格始動に備えたお手入れの参考にしてください。

■エアコンのセルフメンテナンスの手順

【1】コンセントを抜き、本体のホコリをモップなどで取り除く

  • コンセントを抜き、本体のホコリをモップなどで取り除く

【2】フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸う

  • フィルターを取り外す

  • 掃除機でホコリを吸う

【3】中性洗剤と柔らかいブラシでフィルターの汚れを落とす(油汚れ等がある場合)

  • フィルターの汚れを落とす

【4】洗い流して水分を拭き取り、完全に乾燥させる

【5】フィルターを本体へ戻す

  • フィルターを本体へ戻す

■エアコンのセルフメンテナンスは"2週間に1度"が目安

エアコンの使用期間中は"2週間に1度"のセルフメンテナンスが、各家電メーカーで推奨されています。運転中に生乾き臭のような嫌なニオイがする場合、内部にカビが発生している可能性があり掃除が必要なサインです。

また、運転中に吹き出し口から内部をのぞいたときに黒いポツポツとした汚れがある場合、そのポツポツ汚れはカビです。セルフ掃除では解決できない段階のため、見つけた場合は専門のクリーニング業者に依頼することをおすすめします。

  • 生乾き臭がしたときはカビが発生している可能性が


エアコンが汚れた状態で運転し続けると故障の原因になるだけでなく、健康被害を引き起こす可能性あるので定期的にメンテナンスをしたいところですよね。特別な道具をそろえなくてもセルフメンテナンスはできるので、本記事を参考にお手入れしてみてください。

取材協力:ダスキン

衛生・清掃用品のレンタル・販売や、ハウスクリーニング、家事代行サービスなど暮らしを支える様々な商品・サービスを提供。初夏から春にかけて人気のハウスクリーニングメニューは「エアコン」「浴室」、また家事代行サービスでは日常の家事を1回2時間の時間単位で代行できる「家事おてつだいサービス」が人気。