――モデルとしても活動されていますが、モデルのやりがいはどのように感じていますか?

モデルもすごく楽しいです。また、やっていく中で、モデルはお洋服や、美容系の雑誌ならメイク用品をいかにきれいに見せるかが大事だという学びがありました。今はどのお仕事も楽しくやらせていただいていて、何か一つに絞るのではなく、いろんなことに挑戦できたらと思っています。

――美しいスタイルのために努力されていることはありますか?

毎日体重計に乗って、少し増えたら次の日は控えるようにしています。筋トレもしていますが、家でできる範囲のことを毎日続けるようにしています。

――バレーボールで培われた筋肉も?

そうですね。最初の宣材写真はけっこう筋肉質でしたが、体重も筋肉も自然に落ちていきました。

――バレーボールは中学までとのことですが、高校は違う部活に入っていたのでしょうか。

部活は入っていなかったです。コロナ禍だったので行事ごとがなくて正直あまり思い出は作れませんでした。芸能界に入るというのは決めていたので、お芝居のレッスンはしていました。

――昨年から女優として作品を重ねられていますが、特に大きな経験になったと感じていることを教えてください。

これからの公開になりますが、映画『君は放課後インソムニア』は原作がある作品が初めてだったので、その難しさも感じました。学園モノで、石川県でずっと撮影していたのですが、共演者の皆さんと出会えてすごくよかったなと。ダブル主演の森七菜さんと奥平大兼さんもすごく気さくに接してくれて、キャストの皆さんがファミリーという感じですごく居心地がよく、石川県も過ごしやすい場所だったので、思い出深い作品になりました。

――石川県での撮影期間はどれくらいでしたか?

東京と行き来もありましたが、私は1カ月弱でした。

――主演の森さんと奥平さんから影響を受けたことはありますか?

森七菜ちゃんと奥平くんは、表情の作り方などすべてが勉強になりましたし、主演の方はセリフ量が多いですし覚えるのも大変なはずなのに疲れを一切見せず、気配りもされていて、同世代なのにすごいなと思いました。

――ご自身は現場ではどのように過ごしていますか?

皆さんとお芝居のお話しなどしながら過ごしていました。たまに人見知りがすごいときもありますが、『君ソム』の現場はすぐに打ち解けることができました。

――あまり人見知りという印象はなかったですが、人見知りされるんですね?

芸能界に入ってからなくなりつつあるかもしれません。なくなるというか、人見知りを消すのがうまくなりました(笑)