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東北新社は4月6日、「2023年に行きたい!お城ファンの”推し城”20」の結果を発表した。調査は2022年9月18日~12月25日、お城情報WEBメディア「城びと」読者1,202名を対象にインターネットで行われた。

  • 2023年に行きたい!お城ファンの”推し城”20

    2023年に行きたい!お城ファンの”推し城”20

日本100名城、続日本100名城の計202城から、「今行ってみたいお城」「行くのをおすすめしたいお城」を2城選んでもらった結果、長野県松本市の「松本城」が2年連続で1位に輝いた。

「漆黒の天守閣と周りの堀や赤橋、そしてアルプスの山々とのコントラストがサイコーでした」「ひと目惚れしてしまいました。一度では見足りなくて2度登城!朝も夜も出掛けて、ずーっと見惚れてました!」など、北アルプスを背景にした漆黒の城や町並みの美しさを称えるコメントが多数寄せられた。

続く2位は、世界遺産にも登録されている「姫路城」(兵庫県姫路市)。「どこにいても必ず城が見えて見守られている安心感と圧倒的な威圧感がたまらない」と、その唯一無二の存在感とスケールに圧倒される感想のほか、地元のお城ファンからの熱い声も。

3位は愛知県犬山市の「犬山城」で、「城下の街並み、お城の立地、天守からの眺望、所有者変遷の経緯など、すべてが魅力的。近くに行くと必ず立ち寄ってしまいます」という声が寄せられた。

以下、4位「熊本城」、5位「彦根城」、6位「備中松山城」、7位「松山城」、8位「会津若松城」と続き、力強さや希望を象徴するようなお城が引き続き上位にランクイン。

また、9位「安土城」、10位「苗木城」、13位「山中城」、20位「高取城」など、建物が残っていない山城も多数ランクイン。「妄想するだけで幸せになれる城だから」など、コメントからは、残された石垣や堀を眺めながら歴史や武将に思いを馳せ、お城めぐりを楽しんでいる様子がうかがえた。

一方、「若武行列や武者と街歩きなどのイベントが本当に楽しいです」(15位・松江城)、「毎日イケメン武将さまが観光客のおもてなしをしてくれます。土日祝の演武と言われるパフォーマンスは絶対見るべし!」(16位・名古屋城)、「城下町も含めて当時の雰囲気が色濃く残り、魅力に溢れているから」(20位・岡城)など、お城の遺構だけでなく、城下町やおもてなし武将隊、イベントなどを一緒におすすめする声も。少しずつ旅に出る機会も増えたことが影響したためか、周辺の観光も楽しめるお城も票を集めた。

  • 2023年に行きたい!お城ファンが選んだ推し城20

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