俳優の井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season6』(毎週水曜21:00~※初回拡大スペシャル)がきょう5日にスタートする。

  • 『特捜9 season6』より=テレビ朝日提供

『警視庁捜査一課9係』(2006年スタート)時代から17年間、共に過ごしてきた家族のような特捜班。井ノ原演じる浅輪直樹が、小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)ら個性派刑事の捜査をまとめる主任として、そして昨シーズンより加わった若手警察官・三ツ矢翔平(向井康二)、高尾由真(深川麻衣)の先輩として引き続き邁進する。『season6』では、『9係』で出会い『特捜9』で結婚した直樹と倫子(中越典子)の浅輪夫妻の今後、『season4』最終回で結ばれた村瀬健吾(津田寛治)&志保夫婦の現在、青柳、矢沢のコンビや、班長・国木田誠二(中村梅雀)の今の思いなど、レギュラーメンバーが抱える事情や関係性が、毎回の捜査に影響していく。

そんな『season6』の初回では、引っ越し真っ最中で混乱中の特捜班に国土交通大臣・諏訪部孝一(神尾佑)からの密命が下る。実は先日諏訪部のもとに「今すぐ大臣を辞任せよ。さもなくば1001人の人質の命を奪う」という脅迫メールが届き、予告どおり男性1人が爆発物で殺害されたという。諏訪部とその秘書・高石沙月(知念里奈)は、騒ぎを大きくしないため特捜班に秘匿捜査を依頼。国木田誠二班長(中村梅雀)承諾のもと、直樹以下、村瀬“小宮山”志保、青柳靖、矢沢英明、高尾由真ら特捜班メンバーは極秘で捜査に乗り出すことに。

ひそかに動き出した彼らをバックアップするのが、前シーズンから刑事部捜査支援分析センター(略称 SSBC)の副所長に就任した村瀬健吾、村瀬の部下の分析官・三ツ矢翔平、クールビューティーな監察医・早瀬川真澄(原沙知絵)。そしてもうひとり、刑事としてのキャリアアップのため、警察庁科学警察研究所、通称科警研に研修出向中の新藤亮(山田裕貴)も爆発物に関する衝撃の情報をもたらし、兄のように慕う直樹を力強く支えていく。

ところが、再び「翌日の午後6時までに辞任会見を開かなければまた誰かが爆死する」という爆破予告メールが。残る人質は1000人。はたして直樹たち特捜班はタイムリミットまでに爆破犯を突き止め、1000人の命を守ることができるのか。

20th Centuryが歌う主題歌「あなたと」も第1話の放送で初公開される。同曲はフジファブリックの山内総一郎氏提供によるストレートなミディアムロックバラード。メンバーと山内がドラマの内容や世界観について何度も話し合い、“あなた”への熱い想いを綴ったストレートな歌詞となっている。