スタジオジブリの映画に登場する、たくさんのヒロインたち。それぞれ年齢や性格は違うものの、魅力にあふれていますよね。

そこで今回、マイナビニュース会員を対象に「ジブリ作品で好きなヒロインは?」というアンケートを実施。その結果をランキングにしてご紹介しながら、人気の秘密を探っていきます。

ジブリのヒロイン人気ランキングTOP25

1位 ナウシカ【風の谷のナウシカ】(1984年/21.2%)
2位 シータ【天空の城ラピュタ】(1986年/11.7%)
3位 キキ【魔女の宅急便】(1989年/10.1%)
4位 節子【火垂るの墓】(1988年/7.9%)
5位 草壁メイ【となりのトトロ】(1988年/7.2%)
6位 荻野千尋(千)【千と千尋の神隠し】(2001年/6.5%)
7位 草壁サツキ【となりのトトロ】(1988年/6.3%)
8位 サン【もののけ姫】(1997年/5.6%)
9位 ポニョ【崖の上のポニョ】(2008年/3.4%)
10位 リン【千と千尋の神隠し】(2001年/2.9%)
11位 吉岡ハル【猫の恩返し】(2002年/1.4%)
11位 フィオ【紅の豚】(1992年/1.4%)
11位 かぐや姫【かぐや姫の物語】(2013年/1.4%)
14位 月島雫【耳をすませば】(1995年/1.1%)
14位 ソフィー【ハウルの動く城】(2004年/1.1%)
14位 マダム・ジーナ【紅の豚】(1992年/1.1%)
17位 アリエッティ【借りぐらしのアリエッティ】(2010年/0.9%)
17位 里見菜穂子【風立ちぬ】(2013年/0.9%)
17位 アーヤ【アーヤと魔女】(2021年/0.9%)
20位 杏奈【思い出のマーニー】(2014年/0.5%)
20位 テルー【ゲド戦記】(2006年/0.5%)
22位 松崎海【コクリコ坂から】(2011年/0.2%)
22位 マーニー【思い出のマーニー】(2014年/0.2%)
22位 岡島タエ子【おもひでぽろぽろ】(1991年/0.2%)
22位 武藤里伽子【海がきこえる】(1993年/0.2%)

1位 ナウシカ【風の谷のナウシカ】(21.2%)

ジブリのヒロイン人気ランキング、1位となったのは「ナウシカ」です。

ジブリ映画を代表する『風の谷のナウシカ』(1984年)のヒロインです。「火の七日間」の末、自然の脅威にさらされることになった人類たち。人、自然、生き物たちの共存を目指して立ち上がるナウシカの勇気あふれる姿は、多くの人を魅了しています。

ユーザーコメント

・「凛とした感じがあって好感が持てる」(52歳男性)
・「強さと弱さのバランスがいい」(49歳男性)
・「彼女の考え方、行動力、勇気がすごい」(45歳男性)
・「優しさと勇気と、凛とした強さを持っているところが好きです!」(50歳男性)
・「さまざまな困難に立ち向かう姿に共感したから」(48歳女性)
・「あの行動力には惹かれてしまうから」(49歳男性)
・「それまでになかった強いヒロインだったから」(53歳男性)
・「非力そうにみえるが、心の芯が強い人物。汚染された環境で世界の終末に果敢に立ち向かう勇気、賢さを持った魅力的なキャラクター」(50歳男性)
・「芯が強くて、すごくカッコいい女性」(45歳女性)

2位 シータ【天空の城ラピュタ】(11.7%)

続いて2位となったのは「シータ」でした。

こちらも、ジブリを代表する作品『天空の城ラピュタ』(1986年)のヒロイン。優しさとたくましさを兼ね備えた女の子です。過酷な運命に立ち向かう姿は勇ましく、それでいて彼女がタイガーモス号のキッチンで作るシチューからは家庭的な面も伺えます。このシチューはジブリ飯の定番ですね。

ユーザーコメント

・「彼女こそ、ヒロインの中のヒロインという感じがします」(29歳男性)
・「芯がしっかりとして可愛らしさがあるから」(52歳男性)
・「純粋で正義感が強く、しっかりしているところ」(36歳男性)
・「元気があって芯のしっかりした女性なので」(44歳男性)
・「勇敢に立ち向かう姿がカッコいい」(40歳女性)
・「まっすぐ突き進む信念や仲間思いなところがいい」(39歳男性)
・「芯の強さがあってカッコいいですし、何より可愛いですね」(40歳男性)
・「最後のシーンが忘れられないから」(58歳男性)
・「可愛くて芯が強いイメージ」(59歳男性)
・「親しみやすさと凛とした姿がとても魅力的だから」(51歳男性)

3位 キキ【魔女の宅急便】(10.1%)

3位となったのは、「キキ」でした。

『魔女の宅急便』(1989年)のヒロインであり、魔女の卵・キキ。赤い大きなリボンと紺色のワンピースがトレードマークで、ハロウィンなどでコスプレする方も多いですね。修行のために知らない町で一から奮闘する姿が、見る者に元気を与えてくれるヒロインです。

ユーザーコメント

・「ダントツでキキが可愛いらしくて好きなので」(51歳男性)
・「キキのファッションが好きで、系統や色味を真似したことがあるから。キキも可愛いし、作品の世界観も好きで何回も見た作品」(23歳女性)
・「とてもたくましい女の子で憧れます!!」(54歳女性)
・「黒猫のジジとの掛け合いが好きです」(49歳女性)
・「明るくて身近な感じがするから」(39歳男性)
・「可愛いし頑張り屋だから」(34歳女性)
・「芯がしっかりしていて応援したくなる、頑張り屋の女の子」(39歳女性)
・「キキの明るく活発で前向きな性格がいい」(44歳男性)
・「ジジとのコンビが可愛くて好き」(43歳男性)
・「笑顔が可愛いし、喜怒哀楽がはっきりしていて表情豊か」(52歳男性)
・「あんな風に空を自由に飛びたいという憧れがあるから」(55歳女性)
・「魔女として成長していく過程が危なっかしくてハラハラしたけど、応援したくなった」(59歳男性)

4位 節子【火垂るの墓】(7.9%)

4位は「節子」でした。

戦時中の神戸を舞台に、幼い兄妹の生きる姿を描いたジブリ作品『火垂るの墓』(1988年)の節子。悲しみと苦しみしかない戦争のなかで無邪気に過ごす節子の姿が健気で、多くの人の涙を誘いました。

ユーザーコメント

・「戦争の過酷な環境下で、健気に生きる姿にはかなさがあった」(49歳男性)
・「とても可愛げがあり、結末はとても悲しかった」(58歳男性)
・「まだ小さいのに兄と二人で頑張って生きる姿に感動した。ドロップをロロップと言い、泥団子をよく作ってもてなしていたのが印象深いから」(44歳女性)
・「心細さや寂しさといった感情が伝わってきた」(59歳男性)
・「幼い節子の純粋なこころに胸が打たれます。何度見ても泣いてしまう作品です」(53歳男性)
・「声が可愛い。とても切なくなる」(57歳男性)

5位 草壁メイ【となりのトトロ】(7.2%)

5位は「草壁メイ」でした。

『となりのトトロ』(1988年)に登場する草壁家の末っ子・草壁メイ。ツインテールが特徴の人なつっこい性格ですが、姉のサツキにべったりの甘えん坊で、わがままを言って周囲を困らせることも。しかし、病気の母のために採れたての野菜を届けようとする、心の優しいヒロインです。

ユーザーコメント

・「子どもらしく可愛いから」(43歳男性)
・「あんな妹がいたらなぁと思いました」(61歳男性)
・「トトロに出会った時の反応がとにかく可愛い」(68歳男性)
・「メイを見ると、自分の幼い時代を思い出します」(53歳男性)
・「幼児あるあるがよく描けていた」(42歳男性)
・「わがままで聞き分けが悪い4歳の女の子だけど、好奇心旺盛で可愛い女の子だから」(65歳男性)

6位 荻野千尋(千) 【千と千尋の神隠し】(6.5%)

6位は「荻野千尋(千)」でした。

興行収入316億円と、ジブリ史上のみならず邦画の歴史に残る大ヒットとなった『千と千尋の神隠し』(2001年)のヒロイン、荻野千尋。彼女は突如迷い込んだ不思議な場所で、両親を救うため働くことに……。初めはどこか頼りない普通の少女でしたが、少しずつ成長を遂げていきます。

ユーザーコメント

・「可愛い上に前向きさも伝わってきて感動した」(60歳女性)
・「子どもなのに一人で頑張る姿」(58歳男性)
・「ビビリだった千尋が頑張る姿が泣ける」(50歳女性)
・「何をするにも一生懸命で、ハクと同じく好きになったから」(29歳男性)
・「どんどんたくましくなっていくところが好きだから」(38歳男性)
・「両親を人間に戻すために何でもやる姿に感動」(48歳女性)

7位 草壁サツキ【となりのトトロ】(6.3%)

7位は「草壁サツキ」でした。

『となりのトトロ』(1988年)で、田舎へ引っ越してきた一家の長女・草壁サツキ。まだ12歳ながら、入院中の母親代わりに家事をこなし、甘えん坊の妹・メイの世話をするしっかりものです。活発で、同級生たちからも好かれています。

ユーザーコメント

・「妹のメイを常に気にかける、お姉ちゃんらしさが印象的」(50歳男性)
・「メルヘン的なストーリーにぴったりのキャラクターと声優だったと思うから」(60歳男性)
・「日髙のり子さんの声が特徴的。元気さや喜怒哀楽がふんだんに出ていて、妹のメイちゃんとのやり取りなど姉妹の関係性が微笑ましい」(50歳男性)
・「しっかり者のさつきが健気で好き」(57歳女性)
・「妹のメイちゃんの面倒を見るしっかり者だけど、まだか弱いところが愛おしい感じ」(46歳男性)
・「どこにでもいそうでいない、可愛くて健気な女の子」(34歳女性)
・「小学生なのにとてもしっかり者。でも甘えたい年ごろ……。可愛かったです」(67歳男性)
・「妹思いのハキハキしたキャラが好印象」(48歳男性)
・「こんな姉がいたらいいなと思いながら見てた記憶があります」(43歳男性)
・「活発な女の子が可愛い」(61歳女性)
・「ちょっぴりおてんばで記憶に残るキャラクターだから」(58歳男性)
・「30代半ばの娘たちが子どもの頃よく見ていたので、忘れられない作品です」(64歳男性)

8位 サン【もののけ姫】(5.6%)

8位は「サン」でした。

ジブリ映画『もののけ姫』(1997年)のヒロイン・サンは、山犬に育てられた少女。森の神であるシシ神を守るため、森の生き物たちと共に人間と戦います。しかし、少年・アシタカとの出会いが、その生き方に影響を及ぼすことに。サンの凜とした心の強さは多くの人を魅了しました。

ユーザーコメント

・「キャラクターがカッコいいからです」(35歳男性)
・「まっすぐで強さがあるから」(37歳女性)
・「強くてカッコいい女性だから」(32歳男性)
・「サンの佇まいや身のこなしに美しさを感じた」(58歳男性)
・「人間か獣、どっちで生きていくか、そんな葛藤が見て取れた」(46歳男性)
・「人間と獣の間での微妙な心変わりが描かれていておもしろかった」(51歳女性)
・「『もののけ姫』はやはり名作だから」(33歳男性)
・「人間と獣の間の狭間で生きていく人生がカッコいいからです」(39歳男性)
・「たくましくてカッコいい。一瞬垣間見える健気さもいい」(56歳男性)
・「ジブリ作品には珍しい、無愛想かつ残酷な一面を持つキャラクターで新鮮だった」(48歳女性)

9位 ポニョ【崖の上のポニョ】(3.4%)

9位は「ポニョ」でした。

「人魚姫」がモチーフのジブリ作品『崖の上のポニョ』(2008年)に登場する、半魚人のポニョ。家出をした先で人間の男の子・宗介と出会い、一目惚れします。人間になりたいと願うポニョをさまざまな困難が待ち受けますが、持ち前の行動力と無邪気さで乗り越えていきます。

ユーザーコメント

・「今までのヒロインとは違う新鮮さがあった」(36歳女性)
・「初めて見たとき、キャラクター像が斬新すぎて衝撃を受けたから」(51歳男性)
・「癒されるのですきです」(66歳女性)
・「キャラと歌が頭から離れない」(40歳男性)
・「ほのぼのする可愛さがよかった」(52歳女性)

10位 リン【千と千尋の神隠し】(2.9%)

10位は、「リン」でした。

歴代ジブリ映画の興行収入トップを誇る『千と千尋の神隠し』(2001年)で、主人公と共に湯屋で働くリン。時に厳しく時に優しい彼女に、親と離れ一人になった千尋はいつも救われていました。面倒くさがりながらも、千尋をしっかり守ってくれた姉御肌のキャラクターです。

ユーザーコメント

・「仕事をテキパキとこなす姿が魅力的。釜爺にも敬語を使わず、さっぱりとした性格もいい」(57歳男性)
・「厳しいけど、優しさもある」(31歳女性)
・「リンの姉御肌な感じにグッとくるからです」(31歳男性)
・「頼りがいがあり安心感があるので」(33歳女性)
・「男前な性格。色んなところで千尋を手助けしてくれる心強い存在」(61歳女性)

11位 吉岡ハル【猫の恩返し】(1.4%)

11位は「吉岡ハル」でした。

ジブリ映画『猫の恩返し』(2002年)は、『耳をすませば』(1995年)の月島雫が作った物語とリンクした世界が舞台。主人公・吉岡ハルは、猫を助けたことから"猫の国"へ行くことになり、自身も猫の姿になってしまいます。感情が豊かで表情がコロコロと変わる、おちゃめなヒロインです。

ユーザーコメント

・「芯があるし、コミュニケーション力もあって好き」(29歳男性)
・「ジブリのなかでも可愛いと思うキャラクターなので」(32歳男性)
・「とにかく可愛らしくて好き」(45歳男性)
・「普通の女の子感があって親近感がある」(52歳女性)

11位 フィオ【紅の豚】(1.4%)

同じく11位は「フィオ」でした。

ジブリ映画『紅の豚』(1992年)に登場するヒロインの一人・フィオは、飛行機製造工のピッコロおやじの孫娘。祖父同様に飛行機が大好きで男勝りの性格。肝の座った彼女に、主人公のポルコも終始振り回されてしまいます。

ユーザーコメント

・「とっても好きです!」(53歳男性)
・「かなりオシャレなキャラクターで好きです」(50歳男性)
・「飛行艇技師として機械を扱える女性に好感が持てるので」(52歳男性)

11位 かぐや姫【かぐや姫の物語】(1.4%)

同じく11位は「かぐや姫」。

高畑勲監督が手がけ、アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされた『かぐや姫の物語』(2013年)。ヒロインは、周囲の誰からも好かれる聡明なかぐや姫です。美しい色彩と線画の世界観が、切ない物語をさらに味わい深くしています。

ユーザーコメント

・「ストーリーが印象的でした」(36歳女性)
・「とても美しいから」(56歳男性)
・「とても美しく描かれていました」(27歳男性)

14位 月島雫【耳をすませば】(1.1%)

14位は「月島雫」でした。

ジブリ映画『耳をすませば』(1995年)に登場する、物語が大好きな中学生・月島雫。図書カードをきっかけに天沢聖司と出会い、将来への焦りを感じ始めます。恋と進路について悩む姿に、親しみを感じる方も多いでしょう。

ユーザーコメント

・「夢を見つけて、それに向かって頑張る姿がとてもよかった」(49歳男性)
・「ストーリー自体も気に入っているし、主人公の人物像もすごく魅力的だった」(60歳男性)
・「青春真っ只中という感じで、キラキラ輝いているから」(54歳男性)
・「映画を見た当時、ちょうど自分と同じ年代で感情移入できたので思い出深い」(45歳男性)
・「将来に悩んだりと青春を思い出させるから」(38歳男性)
・「前向きな姿が素敵でよかった」(37歳女性)
・「可愛いし、愛嬌があるから好きです」(36歳男性)
・「ほのぼのとしたストーリーで、可愛くて魅力的でした」(60歳男性)
・「夢見がちな思春期の少女の瑞々しさが溢れていて、いつ見ても『青春』という言葉を思い出させてくれるので」(54歳男性)

14位 ソフィー【ハウルの動く城】(1.1%)

同じく14位は「ソフィー」でした。

ジブリ映画『ハウルの動く城』(2004年)のヒロイン・ソフィーは、魔女の呪いによって老婆の姿になってしまいます。心は若いままでも、言うことを聞かない年老いた体。しかし彼女は気丈に振る舞い、ハウルの世話を焼きながら冒険を進めていきます。

ユーザーコメント

・「キャラクターが魅力的です」(36歳女性)
・「お婆ちゃんになってしまった少女が主人公という設定が斬新だったから。一途でとても勇気があるところに好感が持てるから」(40歳男性)
・「魔女に魔法をかけられた時の姿や行動が印象的だった」(58歳男性)
・「魔女との戦いが印象的だったので」(60歳男性)

14位 マダム・ジーナ【紅の豚】(1.1%)

同じく、「マダム・ジーナ」も14位に。

マダム・ジーナはジブリ映画『紅の豚』(1992年)に登場する、主人公・ポルコの幼馴染です。経営するホテルで自身も歌を披露することがある彼女は、容姿端麗で妖艶な魅力をもったみんなのマドンナ的存在。主人公を想って奥ゆかしい表情も時折見せる、素敵な大人の女性です。

ユーザーコメント

・「ジーナを演じた加藤登紀子さんが好きだから」(66歳男性)
・「作画も声優の加藤登紀子さんも最高だった」(68歳男性)
・「色気を感じるところでしょうか」(71歳男性)
・「とってもハンサムな感じで、カッコいいお姉さんです」(56歳女性)
・「この作品には欠かせない重要な人物で、主人公を愛するヒロインで歌う姿も印象に残っているから」(46歳男性)
・「加藤登紀子さんの声が印象的」(53歳男性)

17位 アリエッティ【借りぐらしのアリエッティ】(0.9%)

17位は「アリエッティ」でした。

ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)に登場する、身長約10センチのヒロインです。体は小さくても行動力はすさまじく、人間の暮らす大きな世界に興味津々。危険を顧みず踏み出そうとする勇気は、重い病気を抱える少年・翔に生きる希望を与えます。

ユーザーコメント

・「キレイな女の子。ストーリーもよかったです」(50歳男性)
・「可憐で美しい感じが好印象だった」(62歳女性)

17位 里見菜穂子【風立ちぬ】(0.9%)

17位は「里見菜穂子」でした。

1920年代の日本を舞台にしたジブリ映画『風立ちぬ』(2013年)のヒロイン・里見菜穂子。主人公の二郎と恋に落ち、結婚して穏やかな日々を過ごしますが、病弱な彼女の容態は悪化していきます。それでも夢を追う主人公をずっと見守り支える、たくましさのある女性です。

ユーザーコメント

・「ジブリ作品の中で一番可愛いから」(59歳男性)
・「儚げで、清らかで美しい」(61歳男性)
・「歴史背景が細かく描かれていてよかった」(65歳男性)
・「儚い人生で、あっけないところが印象に残る」(45歳男性)

17位 アーヤ【アーヤと魔女】(0.9%)

同じく17位は「アーヤ」でした。

ジブリ初の長編3DCGアニメ映画『アーヤと魔女』(2021年劇場公開)のヒロイン、アーヤ。自身が魔女の娘であることを知らずに育った、生意気なのに憎めない少女です。大人を相手にしても言い負かしてしまう頭の良さで、応援せずにはいられないヒロインです。

ユーザーコメント

・「カッコいいので、好きです」(35歳女性)
・「キャラが好き。素朴な内容で、どこでもありそうな話もおもしろかった」(62歳男性)

20位 杏奈【思い出のマーニー】(0.5%)

20位は「杏奈」でした。

杏奈はジブリ映画『思い出のマーニー』(2014年)の主人公。幼くして両親ともに他界し、義父母のもとで育った彼女は、人付き合いが苦手で誰ともなじめずにふさぎ込みます。そんな時に手を差し伸べてくれたマーニーのおかげで、杏奈は少しずつ心を開き成長していきます。

ユーザーコメント

・「強さも優しさもあるから」(45歳男性)

20位 テルー【ゲド戦記】(0.5%)

20位は「テルー」でした。

ジブリ映画『ゲド戦記』(2006年)のヒロインであるテルー。顔にやけどの跡が残る、悲しげな雰囲気の少女です。そんな彼女が作中で歌う「テルーの唄」は、じっと聞き入ってしまう神秘的な歌声が魅力です。

ユーザーコメント

・「カッコいいので、好きです」(41歳男性)
・「可愛いキャラクターだから」(35歳男性)

22位 松崎海【コクリコ坂から】(0.2%)

22位は「松崎海」でした。

ジブリ映画『コクリコ坂から』(2011年)のヒロインで、海の見える町に暮らしています。彼女は船乗りだった亡き父を偲び、毎朝海に向かって旗を掲げます。母や妹らに代わって一家を切り盛りする、しっかり者でまじめな少女です。

ユーザーコメント

・「『コクリコ坂』3回見ました。昭和感が強くて昔恋しく思える作品で、ヒロインも魅力的でした」(67歳男性)

22位 マーニー【思い出のマーニー】(0.2%)

同じく22位は「マーニー」でした。

ジブリ映画『思い出のマーニー』(2014年)で、心を閉ざした主人公が出会った謎の少女がマーニーです。古い洋館に暮らす彼女は、金髪に青い瞳が印象的で、穏やかな性格。物語のラストではマーニーの驚くべき正体も明かされています。

ユーザーコメント

・「謎めいた少女として描かれているところがよかった」(64歳男性)

22位 岡島タエ子【おもひでぽろぽろ】(0.2%)

同じく22位は「 岡島タエ子」でした。

ジブリ映画『おもひでぽろぽろ』(1991年)の主人公・岡島タエ子は、27歳の会社員。夏の休暇に山形を訪れた彼女に、16年前の自分が現れます。記憶を思い起こしながら、自分自身と向き合い始めるタエ子。どこにでもいそうな等身大の女性に描かれたヒロインです。

ユーザーコメント

・「タエ子と自分を照らし合わせながら映画を見ていて、すごく印象に残ったキャラ」(47歳女性)
・「昔の自分自身に重なるところがあるから」(46歳女性)

22位 武藤里伽子【海がきこえる】(0.2%)

同じく22位は「 武藤里伽子」でした。

ジブリ作品『海がきこえる』(1993年放映)のヒロイン・武藤里伽子は、主人公の拓が高校生の時に出会った女の子。成績優秀でスポーツもこなす完ぺきな彼女に、拓はどんどん惹かれていきます。物語のラストで初めて里伽子が見せた弱い一面もまた、彼女らしさなのでしょう。

ユーザーコメント

・「ジブリ作品の中で一番可愛いから」(59歳男性)

ジブリのヒロインに共通するのは「芯の強さ」

ジブリのヒロイン人気ランキングをご紹介しました。お気に入りのヒロインは何位だったでしょうか。

天真爛漫だったり、頼りなかったり、影があったり。年齢層もバラバラですね。しかし、どのヒロインにも自分が決めた覚悟を貫く「芯の強さ」が共通しているように感じます。

まだ見たことがない作品がある方は、ヒロインに注目しながらぜひジブリの世界を楽しんでみてくださいね。

調査時期: 2023年3月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計507人(男性: 384人、女性: 123人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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