ヒューマンホールディングスは3月23日、学びと今後のキャリアに対する意識調査の結果を発表した。調査は1月6日〜10日、40歳〜59歳の男女1,112人を対象に行われたもの。

  • 特定の1つのスキルや資格を習得するために払ってもよいと思う金額

まず、特定のスキルや資格を習得するために払ってもよいと思える金額(習得までにかかる総額)を聞いたところ、62.6%が「0円」と回答した。

また、継続的に学ぶために1カ月にどの程度の金額なら払ってもよいと思うかの質問でも「0円」が43.8%で最多となった。次いで「3000円未満」が17.9%となっている。

今後を見据えてなりたいと思っている職種の有無について尋ねると、54.5%が「特になりたい職種はない」と回答した。

  • 今後を見据えて、なりたいと思っている職種

なりたい職種の中で最も多かった職種は「オフィス(会社員など、企業や団体の一員として働く)」系(20.2%)で、中でも事務・営業・経理・財務職が占めた。選んだ理由としては、「これまでのキャリアを生かせる」「やりがいを感じる」「安定性がある」「ワーク・ライフ・バランス重視」が多くあがっている。

次いで多かったのは、「テクノロジー」系(6.1%)。システムエンジニア・Webプログラマー・ソフトウエア技術者などが選ばれている。選んだ理由としては、「やりがいを感じる」「これまでのキャリアを生かせる」「好きなことだから」「専門性が高く、手に職を付けられる」「収入を増やしたい」など。

3番目に多かったのは「ファイナンス」系(5.7%)。投資家が圧倒的に多く、次いでファイナンシャルプランナーが選ばれている。選んだ理由としては、「専門性が高く、手に職を付けられる」「収入を増やしたい」「好きなことだから」「ワーク・ライフ・バランス重視」などがあがった。