デューダは3月20日、「転職理由ランキング」を発表した。調査は2022年8月22日~30日、2021年7月~2022年6月の1年間に転職した20歳~59歳のビジネスパーソン789名を対象にインターネットで行われた。

  • 転職理由ランキング(総合TOP10)

    転職理由ランキング(総合TOP10)

2021年7月~2022年6月の1年間に転職したビジネスパーソンに、35の転職理由の中から該当するものを複数回答で選んでもらったところ、前回に続き「給与が低い・昇給が見込めない」(32.8%)が1位に。

以下、2位「昇進・キャリアアップが望めない」(25.2%)、3位「社内の雰囲気が悪い」(23.4%)と続き、続いて前回10位の「尊敬できる人がいない」(22.9%)が4位にジャンプアップした。

転職理由を年代別にみると、20代は、1位「給与が低い・昇給が見込めない」(34.4%)、2位「昇進・キャリアアップが望めない」(23.4%)、3位「業界・会社の先行きが不安」(22.7%)という結果に。

30代の1位も、総合順位と同じ「給与が低い・昇給が見込めない」(36.1%)だったが、2位は「スキルアップしたい」(28.5%)、3位は「尊敬できる人がいない」(27.0%)となり、プレーヤーとしても、組織やチームを牽引する役割としても重要な業務を任される機会が増える30代は、スキルアップやキャリアの指針となる人物を求めて転職に踏み切るケースが多いよう。また、40代になると、「昇進・キャリアアップが望めない」(31.2%)が1位に。50代では「人間関係が悪い/うまくいかない」(29.0%)が1位となった。

さらに、男女別にみると、男女ともに1位は「給与が低い・昇給が見込めない」(男性31.6%、女性34.6%)。男性の2位は「業界・会社の先行きが不安」(24.8%)で、この理由がトップ3にランクインした層は「20代」と「男性」の2つのみ。

一方、女性は2位「昇進・キャリアアップが望めない」(26.9%)3位「社内の雰囲気が悪い」(26.0%)、4位「尊敬する人がいない」「スキルアップしたい」(ともに24.4%)など、人間関係に関する理由が上位にあがった。