星野リゾートは3月20日、同社初のエアポートホテル「OMO関西空港 by 星野リゾート」を開業する。
同ホテルは、関西空港駅から一駅の「りんくうタウン駅」より徒歩1分の場所に立地。「空チカ、ファンタイム」をコンセプトに、エアポートホテルとしての便利な機能はもちろん、旅に行く前・帰ってからもテンションがあがる充実した時間を提供する。
1階と2階にある「OMOベース」には、近所の情報を紹介する「ご近所マップ」やワークスペースを設置した。
駅から通路でつながる2階のOMOベースは、旅の始まりを感じさせる飛行機のエンジンをモチーフにした照明を採用した。フロント機能も備え、オリジナルの「OMO」デザインの飛行機のオブジェが出迎える。スムーズにチェックイン・チェックアウトできるだけでなく、関西国際空港の各社のフライト情報が表示されるモニター設置し、利便性にも優れている。
1階のOMOベースは、飛行機の窓や座席をイメージした内装とした。近くには駐車場や空港への送迎バス乗り場もあるため、待ち時間に利用したり、コンセントを繋げられるテーブルで作業するなどさまざまな過ごし方ができる。
大浴場には、内湯と半露天風呂を備えた。内湯には、電気風呂や炭酸風呂のほか、ドライサウナと水深1mの水風呂、外気浴スペースも用意している。2つの壺湯と大きな浴槽がある半露天風呂では、外の空気を感じながら入浴が楽しめるという。
ダイニングは、空と雲がテーマのデザインとした。関西国際空港も見渡せる開放感抜群の空間で食事ができる。夕食のおすすめは、ライブキッチンで提供されるお好み焼きで、串カツやどて焼きなど、大阪の名物料理をお好み焼きの上にのせて提供する。朝食は、チョコバナナやエッグベネディクトなどを組み合わせて楽しむ、パンケーキがおすすめとのこと。
あまり時間のない人でも食事を楽しめることができるように、ホテルビュッフェのクオリティはそのままに、先に料理を選んで席につくことができる独自の食事スタイル「エクスプレス・フル・ビュッフェ」を採用。テイクアウトもできるので、旅のスタイルに合わせて利用できる。
夕食の時間は17:00~21:00 (ラストオーダー 20:30)、料金は2,300円(4~6歳800円)。朝食の時間は7:00~10:00(ラストオーダー 9:30)、料金は1,800円(4~6歳 500円)。
「Go-KINJO」は、ホテルから徒歩圏内の「街」を知り、新たな発見や出会いを通して街に溶け込むことをサポートするOMOブランドのサービス。OMOベースの2階には、ガイドブックには載っていないご近所の情報を集めて紹介する「ご近所マップ」を用意した。
客室は8タイプ全700室。ひとり旅やビジネスでも気軽にゆったりと宿泊できるクイーンルームや、家族でも快適に泊まれる和洋室、愛犬と快適に宿泊できるドッグフレンドリールームなど、旅の目的や同行者に合わせて選べる。
宿泊料金は、1泊1万6,000円~(1室あたり、食事なし)。