今年で10回目の開催となる、日本橋の桜をテーマにしたイベント「SAKURA FES NIHONBASHI 2023」。日程は3月17日から4月9日まで。今年の見どころをご紹介します!
「SAKURA FES NIHONBASHI 2023」の見どころ予習
2023年も、2020年、2021年と並んで観測史上最も早い開花宣言が出され、日本橋はすっかり春の陽気。今年も楽しみな桜まつり「SAKURA FES NIHONBASHI 2023」が、3月17日(金)~4月9日(日)の日程で開催されます。
このイベントは、日本橋を代表する老舗百貨店や5つ星ホテル、街の飲食店など、地域の事業者が参加するにぎやかな内容。2023年は「いつもの春。あたらしい春。」をテーマに、桜色のれん、屋台、桜をテーマにしたメニューやグッズなど、さまざまなコンテンツが楽しめます。
主な見どころを予習してからお出かけしませんか?
「桜のれん」と日本茶で春を味わう
まずは、COREDO室町テラス 大屋根広場の「桜のれん」。16枚の大判のれんを使って、桜の花びらをイメージしたインスタレーションです。
のれんといえば、日本屈指の商業の街・日本橋の象徴ともいえるもの。鮮やかな桜色の小粋なのれんが、街に華を添えます。3月17日(金)~4月7日(火)の日程。
時間帯によって明滅パターンが変わり、幽玄な夜を演出します。ほかでは味わえない花見体験ができるでしょう。
また4月1日(土)、2日(日)は無料セルフサービスの「茶の湯スタンド」も実施。日本橋の老舗「山本山」が選りすぐった5種の銘茶が楽しめる日本茶スタンドです。日本橋横山町の器をテーマとした複合施設「TOIビル」がセレクトした素敵な湯呑みでいただけます。
新感覚の手みやげ「つなぎふと」
老舗が軒を連ねる日本橋ですが、ニューウェーブ系手みやげも充実してきました。新旧・多様なプレイヤーのコラボにより誕生した「つなぎふと」です。
日本橋さぶれ3種(うなぎ・すきやき・おそば)
日本橋料理飲食業組合「三四四会」と、2021年に日本橋大伝馬町にオープンしたパティスリー「Hiromi&Co.」のコラボレーションで、サブレが誕生。うなぎ・すきやき・おそばという意外性のある和食フレーバーがクセになります。
日本橋のはちみつをたっぷり使ったふんわりパネットーネ
日本橋三越本店で、2016年から取り組んでいる養蜂プロジェクトで採取された「日本橋のはちみつ」を練り込んだ、「マンダリン オリエンタル 東京」特製のイタリア伝統菓子。ふんわり&しっとり食感が絶妙。
Doburoku Rouge(どぶろくルージュ)
和歌山「平和酒造」が造るどぶろくに、同県出身者がシェフを務めるフレンチレストラン「La Paix」フレンチのアレンジを施したもの。いちごや柑橘を使ってフルーティーに仕上げた逸品です。
ご紹介したアイテムは、こちらで購入できます。
■SAKURA FES NIHONBASHI 2023 期間限定ショップ
COREDO室町テラス 大屋根広場:3月24日、3月31日~4月2日(11:00~18:00)
福徳神社周辺:3月25日、26日(12:00~18:00)
■各店舗
日本橋さぶれ…Hiromi & Co.、蛇の市本店
Doburoku Rouge…平和どぶろく兜町醸造所、La Paix(コース内で提供、商品販売なし)
パネットーネ…ザ マンダリンオリエンタルグルメショップ 4月24日(月)まで、日本橋三越本店 4月12日~。
※特記のないものは3月17日~予定。
※売り切れの場合もあるため、販売状況は各店舗にお問い合わせください。
会場は街全体! 桜メニュー&グッズを探そう
日本橋には約240の飲食店があり、期間中は多数の店舗がオリジナルの「桜メニュー」「桜グッズ」を販売します。さらに、3月25日、26日には福徳神社周辺に「ニホンバシ桜屋台」が登場。
また、江戸桜通りや中央通り沿いの各施設で、「桜ライトアップ」も開催されます。
日本橋は江戸の城下町として栄えた歴史ある街。ちょっと足を延ばせば、伝統文化を受け継ぐ老舗が数多く存在しているのがすごいところ。桜のイベントはそんな街全体が会場です。日本橋の魅力、春の訪れを満喫しに、ぜひ足を運んでみてください。