TYLは3月14日、「ペットと災害に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は3月6日~9日、20~60代の犬の飼い主352名を対象にインターネットで実施した。
ペットの犬に対し、しつけや健康管理を行っているか尋ねたところ、89.2%が「はい」と回答した。
どんなしつけや健康管理を行っているか聞くと、1位は「『待て』『おいで』『お座り』『伏せ』などの基本的なしつけをする」(77.7%)、2位は「狂犬病予防接種(義務)に加え各種ワクチン接種をする」「シャンプーやトリミングにより身体を清潔に保つ」(各60.5%)、4位は「犬フィラリアやノミ・ダニなどの寄生虫を予防・駆除する」(59.9%)だった。
最も実施していないしつけや健康管理は、「不妊去勢処置を行う」(35.7%)となっている。
ペットの犬が行方不明にならないための対策をしているか聞くと、64.5%が「はい」と答えた。実際に行っている行方不明にならないための対策は、「首輪と迷子札をつけている」(65.6%)が最も多く、「マイクロチップを挿入している」(37.9%)、「鑑札、狂犬病予防注射済票をつけている」(35.2%)と続いた。
ペットの犬の避難用品と備蓄を準備しているか尋ねると、54.8%が「はい」と答えた。実際に準備している避難用品や備蓄用品は、「ペットフード、水」(80.3%)が最も多く、「ペットシーツ」(58%)、「キャリーバッグやケージ」(56.5%)という順になった。
これまでにペットの犬と避難訓練を実施したことがあるか聞くと、69.9%が「していない」、29.5%が「している」と回答した。