トナリスクは3月14日、「引っ越し先で驚いたローカルルール」に関する調査結果を発表した。同調査は2月27日~3月1日、引っ越したことがある21~83歳の男女551名を対象にインターネットで実施した。

  • 驚いたローカルルールの有無

驚いたローカルルールがあるか尋ねたところ、58.3%が「あった」と回答した。どのような内容であったか聞くと「ごみの出し方」(49.5%)が最も多く、「自治会・町内会関連」(28.7%)、「催事・イベント関連」(18.4%)と続いている。

  • 驚いたローカルルール

ごみの出し方については「ごみの分別がかなり緩かったし、市の有料ゴミ袋も買わなくてよかった」「ごみの回収が深夜だったこと。夕方にごみ出しすることと、深夜に回収車が家の前に来て回収するときの騒音にびっくりした」「ごみの集積場がありません。自宅の前でいいのには驚きました」といった声があがっている。

自治会・町内会関連に関しては「自治会に強制参加で自治会に入らないとゴミ捨て場を使用できない」「自治会と町内会の両方に入らなければ、道を通さないと言われました」「自治会・町内会・こども会の参加強制。拒否すると村八分状態」などのコメントが寄せられた。

催事・イベント関連では、「子供会は強制参加、祭りのときは親がお菓子や炊き出しをする」「地域の祭りの準備に強制参加させられた」「イベントなどが多くびっくりしましたがとても楽しめました」という意見が集まった。

そのほか、昔からのしきたりとして「村の人が亡くなったら、関係ない人でも必ず香典を持っていかないといけない」「雪かきは自分の敷地内だけというルール」など、昔からのしきたりや、雪かきなど地域の自然環境が関わるルールに驚いたという声も多かった。