女優の芦田愛菜とタレントのハリー杉山が15日、今夏、東京都練馬区のとしまえん跡地に誕生する「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」内で行われた開業日発表イベントに登場した。

  • ハリー杉山と芦田愛菜

アジア初の「ワーナー ブラザース スタジオツアー」となる同施設は、映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの製作の裏側を体験できるウォークスルー型エンターテインメント施設。実際に映画に携わったイギリスのクリエイターたちによる、オリジナルの手法と技術で制作した数々のセットや小道具、衣装を楽しみながら、『ハリー・ポッター』の世界に入り込んだかのような体験ができる。ハリー・ポッターの屋内型施設として世界最大の規模となる。

今夏の開業に向け順調に準備が進むなか、このたび「9と3/4番線」と「ホグワーツ特急」のセットがメディアにお披露目された。「9と3/4番線」と「ホグワーツ特急」は、ホグワーツ魔法魔術学校に入学したハリーが、ロンやハーマイニーたちと出会った、シリーズにとって出発点的な意味を持つ印象的なセット。メディアに施設の内部を公開するのは今回が初めて。

この日のイベントには、ハリー・ポッターファンとして知られる芦田愛菜と、同施設のスペシャル・ナビゲーターのハリー杉山が登場。芦田は「今日は一足先にここに立つことができて本当にうれしいです。『ハリー・ポッター』シリーズが大好きなので9と3/4番線に今立てているというのが信じられないですし、すごくうれしくて、私みたいなマグル(魔力を持っていない人間)でもここに立てるんだと思ってずっとニヤニヤしちゃいます」と喜び、ハリーが「芦田さんってマグルなんですか?」と尋ねると、「違いますよ! 半純血」と返した。

2人の横には幕で覆われた巨大ロゴが用意され、開錠の呪文「アロホモア」の掛け声でアンヴェイル。開業日が6月16日であることが明らかになった。さらに、チケットが3月22日14時から発売開始されることも発表されると、芦田は「本当に楽しみですね。待ちきれない!」と興奮していた。

ハリーは「おそらくオープンされて少なくとも10回くらい来ると思うんですけど、ぜひポッタリアン……例えば小関裕太くん、『ハリー・ポッター』に人生かけてますし、加藤諒がくんとか。この3人でいつも“ハリポタ会”というのがある」と明かし、「芦田さんもよかったら来ませんか?」と誘うと、芦田は「ぜひぜひ!」とにっこり。ハリーが「けっこううるさいかもしれないですけど」と言うと、芦田は「私も語るときは語っちゃうので」と話していた。