フジテレビ系ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(毎週月曜21:00~)で学生役を演じる南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花がこのほど、クランクアップを迎えた。

  • (左から)前田拳太郎、前田旺志郎、高橋文哉、河村花、南沙良=フジテレビ提供

最初にクランクアップを迎えたのは高橋と河村。スタッフの「これにて真中信太郎役の高橋文哉さん、天野向日葵役の河村花さんオールアップです!」の声とともに、Vaundyが手掛けた主題歌「まぶた」が流れ、現場からは大きな拍手がわいた。そんな中で監督から花束を渡された河村はすでに涙目になりながらも、「泣いてないです…」と泣き笑い気味で現場への感謝を述べた。また、ストーリー冒頭では腹の中で何を考えているのか読めない役どころとなった高橋は「挑戦的な役だった」と5カ月間の撮影を振り返った。

2人がアップとなった現場は5人全員そろっての撮影だったため、クランクアップ後もしばらく抱き合って互いをねぎらったり、機材の撤収が終わるまで話し込んだりする姿が。そして、その翌日には南と前田拳太郎がクランクアップ。その場にはいないながらも教員役の北川景子や山田裕貴をはじめ、学生役の共演者に向けて感謝を述べるなど、学生役の絆は作中同様、固くなっていたようだ。

そして最後は、作中でも現場でもムードメーカーとなっていた前田旺志郎がアップを迎え、現場スタッフや共演者にいじられながらも撮影を楽しめていたことを笑顔で明かした。 コメントは、以下の通り。

■南沙良
「いつも作品に入る前は“(共演者の皆さんと)ちゃんとしゃべれるかな”“皆さんの足を引っ張らないかな”と、いろいろ考えてしまうのですが、優しい皆さんのおかげで充実した刺激的な毎日を過ごすことができました!終わってしまうのが本当にさみしいです。またどこかでお会いできるように頑張ろうと思えた、すてきな現場でした!ありがとうございました」

■高橋文哉
「最初は真中信太郎がどんな役なのか、そしてどのように最終回を迎えるか想像できていなかったのですが、僕が真中のことを考えれば考えるほど真中も成長していきました。学生役のみんなとどんどん仲良くなって一緒に笑えるようになっていって、真中という役と共にみんなに近づけた気がして…それが何よりもうれしかったです。真中は僕の中でも挑戦的な役だったので深く考えたこともありましたが、現場の方々のおかげで“明日もいい真中を作れるように”と日々台本と向き合うことができました。本当にお世話になりました!」

■前田旺志郎
「お疲れ様でした!終わってしまってさみしい気持ちもあるのですが、5カ月間撮ってきた作品が 無事アップできてホッと安堵(あんど)感もあります。現場で監督さんにいじっていただいたり、学生役のみんながそれを見て盛り上げてくれたりと、めちゃくちゃみんなに助けられながら演じられました。プライベートも含めて桐矢でいさせていただけた現場や共演者のみなさんに感謝しています!ご迷惑をおかけしたところもあるかと思いますが、僕自身はすごく楽しい5カ月間でした!ありがとうございました!」

■前田拳太郎
「俳優としての経験が浅い中で撮影がスタートしていったので、不安とプレッシャーもありました。最初は“一人で頑張らないと”という気持ちだったのですが、青南ローで仲間と一緒に学んで成長していく水沢拓磨という役と向き合ううちに、僕も一人で戦うんじゃなくて“仲間に助けられてもいいんだ”という思いで撮影を進めることができました。至らないところはたくさんあったかと思いますが、無事クランクアップできてよかったです!お疲れ様でした!」

■河村花
「全然泣いてないです…(泣笑)。撮影中はずっと天野向日葵のことを考えていたので、終わってしまうのが本当に悲しいです。みなさんからもらった愛や優しさのある言葉も、ときには厳しい言葉もたくさんもらえて感謝しています!ありがとうございました!」

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