『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』(3月31日公開)のジャパンプレミアイベントが6日に都内で行われ、広瀬すず、櫻井翔、勝地涼、富田望生、加藤諒、上田竜也、奥平大兼、南野陽子、江口洋介、入江悠監督が登場した。
同作は2021年4月期に放送された日本テレビ系連続ドラマの映画化作。天才的なひらめきで事件の真相を見破っていく探偵助手のアンナ(広瀬すず)と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真(櫻井翔)が、探偵事務所「ネメシス」に集まる様々な依頼に挑んでいく。
櫻井は同作について「台本そのものが難しいというよりは、これをどうやって映像で表現するのかなというのが『?』だったところだと思うんですね」と振り返る。「それが現場で撮影され、入江監督のディレクションのもと、映像ならではの表現というか、映像だからこそわくわくするような情報がたくさん出てきて、完成した作品見て本当にすごく楽しかった」と太鼓判を押した。
キャスト陣も口々に「難しかった」という同作。入江監督は「撮影中、トイレの個室に入ったんですよ。そしたら外から溜め息が聞こえてきて、江口さんと勝地さんが『難しいよね』と。僕は息をひそめながら絶対成功させるって思ったんですよ」と苦笑。ドラマのようなシチュエーションに周囲からもツッコミが入りつつ、勝地は「全然悪口じゃないですよ。本当に悩んでた!」と弁解していた。