日本アーティストは7月、6年ぶりに「ハンブルク交響楽団(ドイツ)」を招聘し、全国7か所において公演を開催する。
ハンブルク交響楽団は、巨匠シルヴァン・カンブルランが首席指揮を務めるドイツの名門オーケストラ。このほど、6年ぶりに同楽団を招聘し、7月に全国7カ所にて「ハンブルク交響楽団 日本ツアー2023」を開催することに。角野 隼斗(ピアノ)、マルティン・ガルシア・ガルシア(ピアノ)、宮田 大(チェロ)といった若手ソリストたちを迎え、巨匠と名門、エネルギー溢れる若手との共演を実現する。
公演は、以下全国7カ所で開催される。
- 7月14日「アクトシティ浜松 大ホール」(浜松)
- 7月15日「愛知県芸術劇場コンサートホール」(名古屋)
- 7月17日「京都コンサートホール 大ホール」(京都)
- 7月19日「(後日発表)」(福岡)
- 7月20日「川口総合文化センター・リリア メインホール」(川口)
- 7月21日「東京芸術劇場 コンサートホール」(東京)
- 7月23日「高崎芸術劇場」(高崎)
ソリスト陣
昨年4月に、ハンブルク交響楽団と既にドイツにて共演している新進気鋭の角野隼斗。その再演となる大曲、バルトークのピアノ協奏曲第3番を予定しており、浜松・高崎の2公演に出演する。
角野と同世代で、2020年ショパン国際ピアノコンクール 3位、コンチェルト賞を受賞のマルティン・ガルシア・ガルシア。ピアノを弾きながら歌ってしまうことで話題だが、高度な演奏技術、明るく優しい人柄から紡ぎ奏でられる情感豊かなピアノの音色で、日本公演チケットは即完売するほどの人気を誇っている。
名古屋・京都・福岡・川口の4公演にて、彼の代名詞ともいえるショパンピアノ協奏曲第2番を予定している。
今や日本のチェロ界の第一人者とも称される宮田大。東京公演にて、ロマン派を代表するチェロ協奏曲とも言われる、サン=サーンスのチェロ・コンチェルト第1番を披露する予定。