フジテレビ系ドラマ『silent』が、「TVerアワード2022」でドラマ大賞を受賞した。『ミステリと言う勿れ』『ガリレオ』もそれぞれ特別賞を受賞し、フジはドラマ三冠となった。
同作は、TVerでの再生数が7,300万回を超え、TVerの記録を次々と塗り替えるなど「歴史に残る作品になりました」と評価された。
川口は「率直にうれしく思います。たくさんの方からいただいた温かいメッセージが、撮影中も何よりの原動力になっていました。これだけの方に観ていただけたことで作品も無事に終えることができたと思いますので、本当にみなさんに感謝しています」と喜びをコメント。
TVer歴代最高の再生数ということについては、「便利な時代だなと思うし、昔と比べていろんなものが変化しているなと感じます。どうしても見られない時に、自分の好きなタイミングで見られるのはすごくいいなと。ここまでたくさんの方に観ていただけたのは、そういう理由があるんだと実感しましたね」と語る。
さらに、受賞を記念して再配信される『silent』で、改めて観てほしい場面はを聞くと、「第5話は、個人的に思い出深いというか、好きな回です。その回は、本当に難しかったんです。紬の気持ちを作っていくのがすごく難しくて、ずっと悩みながら撮影していました。もちろん電話のシーンも印象的ですし、思い入れがある回なので、第5話でお願いします!」とアピールした。
また、第1話の再生数が最高記録を大幅更新(当時)した『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ)が特別賞を受賞。主演の菅田将暉は「『ミステリと言う勿れ』が多くの方に観てもらえたこと、そして、TVerアワード特別賞受賞、ありがとうございます。この作品の引力は、原作の田村先生の問題提起だと思っています。それを僕らがどれだけ伝えられるか。その葛藤の日々でしたが、少しホッとしています。観てもらえたその先に豊かな会話や思考する時間が流れていることを願います。チーム『ミステリ』おめでとうございます!!」とコメントした。
そして、過去作品の再生数1位となった『ガリレオ』(フジテレビ)も、特別賞(過去作品)を受賞。主演の福山雅治は「まだTVerという媒体が存在していなかった時代に始まった作品が、こうした形で評価していただけたことに感激しています。これはドラマスタートから 15 年間、ずっとガリレオシリーズを応援し続けていただいているファンの皆さま、そして新しくファンになってくださった皆さまのおかげです。このTVerという場所で、これからさらに新たなファンの皆さまがガリレオと出会ってくれることを願っています」と呼びかけた。
■「TVerアワード2022」受賞番組
・ドラマ大賞:『silent』(フジテレビ)
・バラエティ大賞:『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ)
・特別賞:『ミステリと言う勿れ』 (フジテレビ)
・特別賞(帯番組):『ラヴィット!』 (TBSテレビ)
・特別賞(新番組):『King & Princeる。』 (日本テレビ)
・特別賞(アニメ):『ワンピース』(フジテレビ)
・特別賞(関西制作バラエティ1位):『相席食堂』(ABCテレビ)
・特別賞(ローカル):『いろはに千鳥』(テレビ埼玉)
・特別賞(リアルタイム配信):『報道ステーション』(テレビ朝日)
・特別賞(過去作品):『ガリレオ』(フジテレビ)
・特別賞(SNS):安田大サーカス・クロちゃん
受賞ドラマは受賞作品を、受賞バラエティは傑作回を期間限定で配信。さらに、授賞式の模様や受賞者の喜びの声などの動画も配信される。