JR西日本は、現役の車両整備士が工場内や車両を案内する「車両撮影ツアー@下関総合車両所」第2弾を3月26日に開催すると発表した。国鉄時代に活躍した車両や、滅多に見られない車両とふれあい、工場内の独特な空気・匂いを体験できる企画となる。
屋外車両撮影では、2021年製造の電気式ディーゼル気動車DEC700形、廃車予定の117系S01編成、電気機関車EF65形を隣り合う線路に配置。異なる時代に活躍した車両と近代的車両の横並び撮影を可能とした。1933年製造の古い車両で、2003年3月まで小野田線を走っていた「クモハ42001」の車内公開も行われる。
屋内車両撮影も行われ、現役整備士による解説を聞きながら定期検査中の車両を見学できる。ヘッドマークの撮影もあり、「彗星」「はやぶさ」「なは / あかつき」や「みずほ」(ラストラン)のヘッドマークを用意。EF65形に用意したヘッドマークの取替えも行われる。
3月26日に下関総合車両所にて、午前の部(10~12時)・午後の部(14~16時)を開催。参加費は1万8,000円。3月3日10時から3月25日18時まで、JR西日本観光ナビ「tabiwa by WESTER」にて申込みを受け付け、18歳以上を対象に午前の部20名・午後の部20名を募集する。