女優の矢作穂香と俳優の犬飼貴丈がW主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『ひともんちゃくなら喜んで!』(ABCテレビ毎週日曜23:55~、テレビ朝日毎週土曜26:30~)のスピンオフドラマ『ひともんちゃくなら喜んで!~ザ・森東編~』が、TVerで配信されることが25日明らかになった。第1話は25日18時、第2話は3月4日18時に配信される。

  • 左から森田哲矢、矢作穂香、東ブクロ (C)ABCテレビ

小学館のアプリ「マンガワン」で連載中の八海つむ氏による人気コミックを映像化する同作は、天使のような新人人事コンサルタント・人見まもる(矢作)と、悪魔のようなブラック企業社長・佐京紫織(犬飼)が新人離職率100%の超ブラックアパレル会社「ジェットブラック」の大改革に挑むラブコメディ。

このたび配信が決定したのは、さらば青春の光の森田哲矢と東ブクロが本人役で登場する、虚実入り混じるドキュメントタッチのショートドラマ。森田は相方であり「ザ・森東」の部下でもある東ブクロが仕事に一切やる気を見せない姿に頭を抱えていた。何か良い方法はないかと矢作演じる人事コンサルタント・まもるに相談すると、東ブクロのモンスター性が次々とあらわになっていく。脚本はドラマ『ひともんちゃくなら喜んで!』を手掛け、さらば青春の光の単独ライブの演出を長年務めるマンボウやしろ氏が、そして語りは本編に引き続きケンドーコバヤシが担当する。

森田は「ひともんちゃくどころではないぐらい揉めてますが面白い作品になってると思うので是非!」、東ブクロは「ドラマなのかコントなのかリハーサルもなく自由にやらせていただいたシーンもいくつかありました。単独公演とはまた違う、やしろさんとのコラボレーションを味わっていただけたら」とアピール。矢作は「大好きなさらば青春の光のお二方と、普段拝見しているコントのようななかなかできない経験をさせていただいて、本当に楽しかったです。ただ、お二人が面白すぎて、笑いを我慢するのが大変でした」と喜びと苦労を明かした。

さらば青春の光の単独ライブの演出を手掛けて6年目となるマンボウやしろ氏は「ドラマの主人公・人見まもるが森東を見たらどう思うか? ドラマという虚構とさらばというリアルを掛け合わせてみました」と説明し「ドラマであってドラマじゃないドキュメントドラマ。さあ、本当にブラックなのは誰だ!? 皆様観て判断してください」と呼びかけた。

本編は今週第7話を放送。佐京の言いつけを破り、羊の皮を被ったマウント四天王・常盤舞子(鳴海唯)と接触したまもるは、人事評価制度の導入を阻もうとする常盤の術中にハマりかけるが、突然現れたカリスマデザイナーのスミレ(綱啓永)によって救われる。スミレは常盤に人見を追い出したい真意を問いただそうとするが、追い詰められた常盤は口をつぐんでしまう。