俳優の萩原利久が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『月読(つくよみ)くんの禁断お夜食』が2023年4月(毎週土曜23:30~)にスタートする。トリンドル玲奈の出演も発表された。
講談社の雑誌『BE・LOVE』で連載中の漫画家・アサダニッキ氏によるコミックを実写化する同作は、ストイックに完璧を求めすぎるあまり食に興味を失ってしまったカリスマパーソナルトレーナーの女性が、料理上手なナゾ多き年下男子と運命的に出会い、禁断の夜食を振る舞ってもらうことで食の楽しさを思い出していくグルメラブストーリー。
主人公であるナゾ多き料理上手のクール年下男子・月読悠河を演じるのは萩原利久。そして月読の禁断の夜食に心癒されていくストイックなパーソナルトレーナー・御神そよぎをトリンドル玲奈が演じる。萩原とトリンドルは2度目の共演となるが、お互いの印象を「月読くんと同じく、すごくミステリアスなイメージ」(萩原)、「フレッシュと言いますか……手とかも、赤ちゃんみたいに綺麗(笑)」(トリンドル)と語っている。
脚本は、『ごくせん』シリーズ、『東京タラレバ娘』(17年)、『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(21年・すべて日本テレビ系)、『忍者に結婚は難しい』(23年)など人気作を手掛けてきた松田裕子氏。そして監督は、『おっさんずラブ』シリーズ、『リエゾンーこどものこころ診療所ー』(23年・すべてテレビ朝日系)のYuki Saito氏、『461個のおべんとう』(20年)の兼重淳氏らが担当する。
作中には、おいしいのは当たり前、そこにヘルシーさや隠し味、具材のアレンジなどのアイデアが詰まった料理レシピが多数登場。月読が夜食とともに放つ「ダメになってください。がんばった1日の終わりくらい」などの甘い言葉にも注目だ。
コメントは以下の通り。
■萩原利久(月読悠河 役)
――原作を読んだ感想や月読悠河の印象、意気込みは?
ずばりミステリアスです。一見、優しくてカッコ良くて、いわゆるスペックの高い男子なんだろうなと思いつつ、彼の見えない部分が今後どうなっていくんだろう? と楽しみになりました。今回は、多くのファンがいるコミックが原作ですので、できるだけ、その世界観はドラマでも再現できればと思っています。特に料理シーンは、映像化されることで、漫画よりもより克明に表現されると思いますので、その辺りは重きを置いて、体現していきたいですね。大変ですが……頑張ります(笑)!
――クランクインに向けて役作りなどで準備していることは?
料理に関して、演じる上でそこではできるだけ月読くんに近づけるように、しっかり練習をしないといけないなと考えながら原作を読んでいました。まずは包丁で千切りの練習をしています。視聴者の皆さんや原作ファンの皆さんは、月読くんの料理の手際なども楽しみにしてらっしゃる方も多いと思いますので頑張ります。
――ヒロイン・御神そよぎ役のトリンドル玲奈さんのイメージや印象をお聞かせください。
トリンドルさんとは、ドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(19年/テレビ朝日系)で一度共演させて頂いているのですが、月読くんと同じく、すごくミステリアスなイメージです。共演当時、少し何を考えてらっしゃるのか、捉えどころのない雰囲気がありました(笑)。ですので、今作での共演をきっかけに、トリンドルさんのミステリアスな部分ももっと知れたらと思います。
――萩原さんにとっての禁断のお夜食とは?
僕にとっての禁断のお夜食は、いわゆるジャンクフード。夜中になるほど、カップ麺とかを食べたくなりますし、実際に食べちゃいます(笑)。誘惑に負けてしまいますね。翌日、肌荒れなどを起こして、すごく後悔するんですが……(笑)。
――実際に月読くんが現れて、夜食を作ってくれるとしたら何を作ってほしいですか?
月読くんに夜食を作ってもらうならば、次の日に肌荒れなどの影響を及ぼさない、ヘルシーな料理を作ってほしい! ちなみに、僕の食へのこだわりは、残さずに食べる! ということです(笑)。
――萩原さんにとっての癒しの時間とは?
僕にとっての癒しの時間は、圧倒的に睡眠です! 目覚ましをかけずに、好きなだけ眠れるという時間が、今の僕の最高の癒しなんです!
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
今作が放送される土曜日の夜というのは、一週間の中でも、自分を許してもいい時間なのかなと思うんです。このドラマが、視聴者の方の自分に優しくなれる時間になってくれればいいなと思います。放送を楽しみにしていてください!
■トリンドル玲奈(御神そよぎ 役)
――原作を読んだ感想や御神そよぎの印象は?
ジムのトレーナーとして、お仕事にとてもストイックで真面目に取り組んでいる分、自分へのケアが疎かになっていたり、食事もプロテインバーで済ませたりとかするそよぎが、月読くんの作る禁断のお夜食に救われていく姿にとても共感できました。原作漫画を拝見して、本当に演じるのが楽しみになりました!
――クランクインに向けて役作りなどで準備されていることは?
実は、今作への出演が決まってすぐに、ずっと休会していたジムに改めて通い始めたんです。そこで、女性トレーナーさんに所作などを教えていただいて、そよぎの役作りに活かせればと思っています。
――主人公・月読悠河役の萩原利久さんのイメージや印象をお聞かせください。
萩原さんは、4年ほど前にドラマで共演させて頂いた際は、すごくシャキッとしている大人っぽい印象があって、当時も、「私と歳が近い!?」と思ったほどなんです。でも今回、久々にお会いしたら、とっても若々しくて驚きました(笑)。フレッシュと言いますか……手とかも、赤ちゃんみたいに綺麗で(笑)。今回は、萩原さんのかわいらしい一面もたくさん見られるんじゃないかと、期待しています。
――トリンドルさんにとっての禁断のお夜食とは?
私は、コンビニの納豆巻きが好きで、それが私にとっての禁断のお夜食でしょうか。深夜に近くのコンビニに行って買うんですが……すごくダメなんですけど、帰り道で食べてしまうんです(笑)。誰にも見られてはいけない瞬間ですよね……禁断の食べ方です(笑)。
――実際に月読くんが現れて、夜食を作ってくれるとしたら、何を作ってほしいですか?
すごく美味しくて大好きな天ぷらうどんのお店があるのですが、少し場所が遠いんですよ。ですので、そこのお店そっくりのとり天とちくわ天のうどんを再現してほしいですね(笑)。
――トリンドルさんにとっての癒しの時間とは?
私にとっての癒しはズバリ食べること! だから、月読くんが食に関して大事にしている部分は、すごく共感できるんです。
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
そよぎは、仕事や生活で疲れ果てている時に月読くんが現れて、そこから徐々に変化していきます。実際に観てくださる方も、一週間の疲れが取れて、ふっと心や体が軽くなるような気持ちになっていただければうれしいです。そよぎと一緒に、皆さんも癒されるように、頑張りたいと思います!
■アサダニッキ氏(原作者)
『月読くんの禁断お夜食』ドラマ化のお知らせをいただいた時は、本当に驚きました。純朴さと色気を併せ持つ萩原利久さんと、愛すべきキュートさにあふれたトリンドル玲奈さんが月読とそよぎを演じてくださるなんて、こんなにうれしいことはないです! 萩原さんのエプロン姿や大きくて美しい手が包丁や菜箸を持つところを拝見するのが今から楽しみで楽しみでたまりません。週末の夜のひと時、視聴者の皆さまの心とお腹に沁みるドラマになりますように。