ジョブタスはこのほど、フランチャイズでの事業展開における実態調査の結果を発表した。調査期間は2022年12月23日〜26日、調査対象はフランチャイズ契約をしている・過去に契約経験がある経営者、有効回答は107人。

  • 今後フランチャイズ事業を行いたい業種を教えてください(複数回答)

フランチャイズを契約していた事業形態を尋ねると、「飲食事業」が最も多く39.3%。以降、「小売事業」が24.3%、「教育事業」が15.0%と続いた。

「飲食事業」と答えた人に、飲食事業のフランチャイズでの事業における(過去も含めて)課題を聞くと、「コロナ禍で客足が減少した」(57.1%)と「食材費が高騰した」(54.8%)の2つが5割以上を占め、次いで「本部からのサポートが薄かった」が23.8%となった。

今後、フランチャイズ契約での事業展開を検討しているか問うと、「かなり検討している」が16.8%、「やや検討している」が29.0%と、半数近い45.8%がフランチャイズ契約での事業展開を検討していることがわかった。

今後、フランチャイズ事業を行いたい業種については、1位「飲食事業」(53.1%)、2位「福祉事業」(32.7%)、3位「小売事業」(22.4%)、4位「教育事業」(20.4%)、5位「美容事業」(10.2%)となった。

また、フランチャイズでの事業展開において、本部からのサポートを求める業務を質問したところ、「研修業務」が44.9%でトップ。以下、「スーパーバイザー(SV)業務」が29.9%、「物件開業業務」と「システム・ツール利用に関する業務」が同率の29.0%と続いた。