韓国ドラマやK-POPに触れていると、「母胎ソロ」という言葉を目にすることがあります。なかなかインパクトのある言葉ですが、どのような意味を持つのでしょうか。

本記事では、母胎ソロの意味や使い方などを紹介します。

  • 母体ソロとはどんな意味?

母体ソロとはどんな意味?

母胎ソロとは、「生まれてから一度も恋愛をしたことがない人」という意味です。

ソロは、韓国で「恋人がいない人(シングル)」を指す言葉として使われていて、英語で単独という意味を持つ「solo」が由来。このソロに母親の胎内を表す「母胎」という言葉を合わせることで、「母親のお腹の中にいたときからソロ」=「生まれてから一度も恋愛をしたことがない」という意味になります。

古くから使われていた言葉というわけではなく、インターネット発祥で広まった新造語だそうです。ちなみにハングルでは、「모태솔로」と書き「モテソルロ」と読みます。略して「モソル」と表現することもあるようです。

愛の不時着で使われたことで日本でも広まる

母胎ソロという言葉は、大ヒット韓国ドラマ『愛の不時着』の中で主人公のユン・セリのセリフに使われていたことで日本でも広く知られるようになりました。

以前から韓国ドラマファンやK-POPファンのあいだでは知られた言葉でしたが、「愛の不時着」は、この作品で初めて韓国ドラマを見たという人も多くいたため、聞き慣れない言葉 の登場に驚く人が続出し、注目を集めたようです。

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母体ソロの使い方や例文

韓国では、K-POPアイドルや俳優がバラエティ番組・インタビューなどで母胎ソロと告白することがよくあります。また、友達同士などの日常会話でも使うようです。

【例文】
・あんなにイケメンなのに母胎ソロらしいよ
・姉に母胎ソロを暴露されてしまった
・母胎ソロって聞いて好感度上がったわ
・あの人気アイドルが母胎ソロを告白!


韓国ドラマはこういった新造語がセリフとして登場することも多く、意味を理解しているとより作品を楽しめるので、ぜひこれをきっかけに覚えてみてはいかがでしょうか。