NHKは9日、2023年度の改定方針に関するオンライン説明会を開催。2022年度より復活した夜の帯ドラマ枠“夜ドラ”(毎週月~木曜22:45~23:00)の今後について説明した。

NHK

昨年4月より放送された『卒業タイムリミット』から、現在放送中の『ワタシってサバサバしてるから』まで、さまざまなテーマで作品を届けている“夜ドラ”。

復活からまもなく1年経つが、メディア総局メディア戦略本部専任部長・篠田恵一氏は「いろんなテーマ、いろんな演出で放送してきました。試してきたいろんな形を踏まえて、来年度も同じ枠に“夜ドラ”を置いていますので、これまでの放送で得た反応などを生かして、テーマなどを決めていくつもりです」と語った。

「従来NHKをご覧いただいていた層だけでなく、若い層にもご覧いただけているのではと思います」と手応えも口に。 『あなたのブツが、ここに』ではエンディングのダンスが話題を呼んだが、「いろんな形での広がりを見つけていきたいということで挑戦しています。従来見ていただいていた以外の年齢層の方にも見ていただきたいという努力を続けていき、今後もいろんなことを試していきます」との方針を述べた。

なお、今年度の“夜ドラ”は6週24回で放送していたが、4月3日スタートの佐野勇斗主演『おとなりに銀河』より8週32回を基本とする。篠田氏は「6週だと月の途中で次のシリーズに変わってしまう。また、1年やってみて『もう終わるの残念』という声もけっこうあったので2カ月クールに変えていく予定です」と説明した。