加島美術とビーエスフジは2月11日~19日、「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.13を、加島美術(東京・京橋)で共同開催する。
「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は、全国の出品者から作品を預り、美術品愛好家に紹介する入札型オークション。絵画から茶道具、工芸品まで、日本美術を中心に多彩な作品を取り扱う。2019年に開始し、今回で13回目を迎える。
今回は、古画、近代絵画、洋画、筆跡、工芸品など約530点を出品する。手頃な価格で入札できる小品から、伊藤若冲や横山大観、伊東深水など大家の優品まで取り扱う。
特集では、「院展三羽烏」と称され、昭和期の日本画壇を牽引した小林古径・安田靫彦・前田青邨の作品を取り上げる。西洋由来の油彩画で東洋の美と心を描いた椿貞雄や、「輪島塗の革命者」として一世を風靡した角偉三郎の優品も必見とのこと。
期間中、2月11日~19日には下見会を行う。入札締切は2月19日の18時、開札日は2月21日の15時。
下見会では、ガラスケースなしで出品作品が展示されるため、間近で作品を見ることができる。作品の鑑賞はもちろん、実物のコンディションやサイズも確認可能。作品が気に入った場合、その場で入札もできる。下見会は入場無料。来場予約不要。
下見会期間中、特別企画として「廻 -MEGURU-」のインターネットオークション「廻 -MEGURU- オンライン」で開催中の第45回オークションの作品を、第二会場にて特別展示する。