映画『湯道』(23日公開)の公開直前イベントが6日に都内で行われ、主演を務める生田斗真をはじめ、濱田岳、橋本環奈が登壇した。

  • 映画『湯道』の公開直前イベントに出席した生田斗真

同作は小山薫堂氏が脚本を手掛けるお風呂エンタテインメント作品。亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」をマンションに建て替えるために戻ってきた建築家の三浦史朗(生田)は、弟の悟朗(濱田)がボイラー室のボヤ騒ぎで入院することになったことから仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごし、徐々に凝り固まった何かが解されていく。

イベント冒頭、同作が「第25回ウディネ・ファーイースト映画祭」コンペティション部門への出品が決定したことをサプライズ発表。驚きの表情を見せた生田は、「湯に浸かるって日本独特の文化。海外の方にどのように捉えられるのか興味深いですね」と早くも反応が気になる様子で、「『セントウ、イキタ~イ』って感じかな(笑)」と楽しげに予想した。

また、きょう6日が“風呂の日”ということもあり、生田らキャスト陣の風呂へのこだわりについてトークを展開。風呂好きだという生田は「朝晩と2回入るので、結構な“オフラー”だと思います」と話し、自身のルーティンについても「お風呂は嗜みですから、入ったら水滴をワイパーで拭きます。床もやっちゃうから!」とジェスチャーを交えて明かす。これを聞いた濱田も、「たまにします。酔っぱらったときにやりたくなって、夜な夜なうるさいと家族に迷惑をかけています」と共感。風呂へのこだわりが強いという橋本は、「水位とかもいろいろ試したりしますし、お風呂から出た瞬間に換気ボタンを押します」と具体的なエピソードを交えながら、生田から「換気はタイマー派?」と聞かれると「タイマン……?」と聞き間違え、「喧嘩を売られたのかと思った(笑)」と会場の笑いを誘った。

一方、「夜は真っ暗で入浴する」と告白したのは、司会のフジテレビ・山崎夕貴アナウンサー。キャスト陣を「真っ暗!?」と驚かせ、生田も思わず「いちばん変わってるじゃん!」とツッコミを入れていた。

久しぶりの共演で“裸の付き合い”となった生田と濱田。互いの印象を聞かれると、生田は「濱田岳は本当に人に愛される人」と人柄を褒め、「撮影現場でもかわいがられていて、悪ガキっぽさが岳くんの魅力かな」と分析する。一方、濱田は「斗真さんは優しさがあふれ出ている人」だといい、生田の弟役を演じた今作でも「役者さん同士だとセリフのやり取りで気遣いがあったりしますが、斗真さんに対しては何もない(笑)。『先に生まれてるんだからそっちが変えなよ』と弟感満載で臨めました」と仲の良さをうかがわせた。

イベント中盤には、集まった観客100人と共に、トータライザーを使ったアンケート企画を実施。使い方を確認するため、生田が「生田斗真より、なにわ男子の方が好きな人」と例題を出し、「0だと思いますけどね、生田斗真を見に来ているんだから。今日はいないよ!」と自信をのぞかせるも、18人という結果に。これには生田も思わず立ち上がり、「帰れ帰れ! 結構いるな!」と返して会場を盛り上げていた。

  • 左から橋本環奈、生田斗真、濱田岳