CyberOwlは1月31日、総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」が実施した「受験期のストレスなど」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2022年12月27日〜2023年1月9日、全国の一般入試での受験経験者820人を対象に行われたもの。

  • 受験期にストレスになったこと

まず、受験期のストレスになったことについての質問では、「ストレスになったことはない」の回答はわずか7.3%で、約9割(92.7%)がストレスを感じていることが分かった。

具体的にその原因と考えられるものについては、「勉強そのもの」(31.3%)と「成績の伸び悩み」(25.2%)の2つが上位を占めており、5割強(56.5%)が勉強に関するものとなっている。以下、「親や周囲からの期待」(12.4%)や「好きなことができない」(10.9%)が続いている。

また、そのストレスによって体調を崩した経験があるか尋ねたところ、約2割(23.1%)が「ある」と答えている。女性からは、「ホルモンバランスが崩れてしまい、体調をよくするためにクリニックに通院して注射を打ったりした」「入試当日に月経がきた」など女性特有の悩みに関する声も寄せられた。

受験期にストレスになった保護者からの言葉があったか聞いてみると、6割強(65.9%)が「ない」と回答した。

「ある」と答えた280人に、どのような内容がストレスになったか尋ねてみると「進路先について」(22.4%)や「金銭面について」(21.1%)が上位に。

  • 受験期にストレスになった保護者からの言葉

「両親には高校卒業後の進路(就職先)にまでビジョンがあり、自分の受けたかった高校を受験できなかった」「塾代にこんなにお金かけてるんだから勉強していい学校に行けと言われた」などのコメントが挙がった。

受験期に嬉しかった保護者からのサポートについて聞いてみると、「食事や送迎などの日常的なサポート」(31.0%)と「口を出さず見守ってくれた」(30.3%)の2つがそれぞれ3割以上で上位となった。続いて「塾・予備校などの費用を出してくれた」(16.4%)が続く結果に。

  • 受験期に嬉しかった保護者からのサポート

受験勉強のモチベーションを上げてくれたものについての質問では、約4割(36.2%)が「友人」と回答し、最多となった。続いて「音楽」が19.8%、「保護者」が9.0%、「塾の講師」が8.2%、「恋人や好きな人」が4.0%で続いた。

  • 受験勉強のモチベーションを上げてくれた人やものトップ5

受験勉強やその経験はその後の人生で役に立ったと思うか聞いてみると、34.6%が「とても役に立ったと思う」、50.4%が「役に立ったと思う」と回答。8割以上が受験勉強や経験は人生で役に立っていると感じていることが分かった。