いすみ鉄道、伊勢鉄道、伊賀鉄道、井原鉄道は3日、4社のハート型硬券の入場券各1枚と専用台紙がセットになった「IR相思相愛入場券セット」を2月11日から3月31日まで各社125セット(計500セット)発売すると発表した。
近年、公共交通の利用が低迷する中、全国の鉄道会社で地方鉄道の楽しさなど体感してもらえるような取組みを進めている。今回、いすみ鉄道、伊勢鉄道、伊賀鉄道、井原鉄道の鉄道会社4社が連携し、「IR相思相愛入場券セット」の発売を決定した。
この4社は、会社の英語表記の頭文字である「IR」によるつながりから、「IR(愛ある)」鉄道会社として、バレンタインデーに告白する全国の鉄道ファンを全力で応援するため、初めてこの商品を企画した。愛にあふれた商品を意中の人に手渡すことで相思相愛になり、多くの人に幸せなバレンタインを過ごしてもらえることを期待しているという。
いすみ鉄道大多喜駅、伊勢鉄道鈴鹿駅、伊賀鉄道忍者市駅(上野市駅)、井原鉄道井原駅の入場券4枚と専用台紙がセットに。入場券はバレンタインデーにちなみハート型硬券となっており、台紙は鉄道4社の車両が快走する風景を溶け込ませたデザインとなっている。発売額は1セット1,000円(1人3セットまで)。各社125セット(計500セット)を販売する。
発売箇所は入場券の対象駅でもあるいすみ鉄道大多喜駅、伊勢鉄道鈴鹿駅、伊賀鉄道忍者市駅(上野市駅)、井原鉄道井原駅の4駅。なお、各鉄道会社を実際に訪れ、地方鉄道の楽しさを体感してもらうことを目的とするため、郵送での取扱いは行わない。