漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによるフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.34』が1月29日、有観客ライブとオンライン配信で開催され、昼公演では、久保と能町がテレビ朝日『イワクラと吉住の番組』にゲスト出演した際の裏側が上映された。
局の垣根を越えて実現したこのコラボでは、1月24日・31日放送の『イワクラと吉住の番組』に2人が登場。ヒャダインが不在の上、『久保みねヒャダ』以外めったにテレビに出演しない久保は「六本木から怖かった。あんなとこにテレビ局作るなんて頭おかしいよ」と戦々恐々で収録に臨んだ。
しかし、イワクラと吉住の視点からはスタジオに入った瞬間から現場を盛り上げていたそうで、「この番組のスタッフさん、こんな笑うんだ」(吉住)、「私たち相当ヤバかったね」(イワクラ)と反省しながら、ゲストの2人を迎え入れた。
本番が始まると、久保が“教習所トーク”を筆頭に大暴れで、久保みねヒャダパートの企画「東京に来て良かったことベスト3」の発表では、4人が共感し合う展開に。結果として収録がトータル1時間半押しという盛り上がりで、イワクラは「何でもっと早く出会ってなかったんだろう」、吉住も「(4人は)前世1個の生き物だったんじゃないか」とシンパシーを感じていた。
だが、久保は「ヒャダインさんがいないと収録が押すということが分かりました。今までまとめてくださって本当にありがとうございました」と進行役の存在の大きさに感謝。一方で能町は「でも、ヒャダインさんがいない楽しさも分かった(笑)」と、女子トークを満喫したようだ。
昼公演では他にも、大みそかに『一茂良純ちさ子の会』を見ていた能町の実家、『紅白歌合戦』には刺激が欲しい3人、能町に勧められたBSフジ『ジュエリーナイト11』の録画を元日に見ていたヒャダイン、「新年はしんどい」久保…といった話題を展開。
後半にはゲストの清水ミチコが登場し、久保みねヒャダをたしなめ、観覧客を扇動しながら、惜しみなくものまねを披露。さらに、『MOGITATE!バナナ大使』(TBS)リスペクトのイニシャルトーク企画では、まさかの凡ミスを犯して会場を沸かせた。
このオンラインライブの模様は、2月12日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは同日18時まで販売。佐久間宣行プロデューサーをゲストに迎えた夜公演分も、同様の配信・販売期間となっている。
そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビで2月17日(27:35~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。
次回のライブは、3月18日にオンラインで開催。ゲストに伊集院光が登場する。