1年で最も寒いとされるのは「大寒(だいかん)」の1月20日ごろ。2月はその延長で、まだまだ厳しい寒さが続く時季です。さらに2月は28日間と短いにもかかわらず、全国的に行われるイベントもたくさん。

  • 2月といえば何をイメージ

    2月といえば何をイメージする?

そこで今回、マイナビニュース会員を対象に「2月といえば」のアンケート調査を行いました。結果をランキングにまとめ、寄せられたコメントとともにご紹介します。2月と聞いてまず思い浮かぶものは何か、ご自身のイメージと照らし合わせてみてください。

2月は好きですか?

最初に、2月が好きかどうかを聞きました。回答の多かった順に並べると下記の通りです。

項目 割合
普通 38.9%
好きではない 31.0%
好き 16.3%
どちらかといえば好き 13.8%

「好き」、「どちらかといえば好き」を合わせると30.1%。全体的に「2月が好き」という方は3割弱にとどまりました。

2月といえばランキング

「2月といえば?」と聞いて思い浮かぶものを選んでもらいました。得票数の多かった順にランキングにすると下記の通りです。

順位 項目 割合
1位 節分(豆まき、2月3日) 19.7%
2位 バレンタインデー(2月14日) 16.8%
3位 寒い 11.1%
4位 恵方巻き 8.9%
5位 短い(2月は短い月) 5.4%
6位 うるう年(2月29日) 4.3%
7位 3.9%
8位 確定申告 3.6%
9位 スキー・スノーボード 2.9%
10位 梅(ウメ) 2.5%
11位 受験 2.1%
12位 立春(2月4日) 1.4%
12位 猫の日(2月22日) 1.4%
12位 天皇誕生日(2月23日) 1.4%
12位 建国記念の日(2月11日) 1.4%
16位 春一番 0.7%
16位 牡蠣 0.7%
16位 旧正月 0.7%
16位 いよかん 0.7%
16位 アメジスト(2月誕生石) 0.7%
16位 菜の花 0.7%
22位 ねぎ 0.4%
22位 富士山の日(2月23日) 0.4%
22位 初午(2月) 0.4%
22位 キウイ 0.4%
22位 りんご 0.4%
22位 ふきのとう 0.4%

ここからは10位までのキーワードについて、アンケートに寄せられたコメントを交えてご紹介します。

1位 節分・豆まき(2月3日)(19.7% )

1位は「節分(2月3日)」でした。節分とは立春、立夏、立秋、立冬の季節の変わり目という意味で、なかでも立春の前日の2月3日を指すのが一般的です。魚のいわしを柊(ひいらぎ)の小枝に指して玄関に飾り、豆をまいて悪疫を払うのが習慣とされています。なお、まく豆については大豆か落花生かで、地域差があるようです。

一説ではその起源は室町時代とされ、節分にやってくる鬼の目「魔目=豆」を追い払う意味があるとされています。

従来は家族みんなで楽しんだ豆まきですが、近年は掃除の大変さなどから豆が散らばらないように個包装パックされたものや、子どもでも食べやすいようチョコレートでコーティングされた豆も一般的になりました。

  • 節分・豆まき

    節分・豆まき

選んだ理由

  • 「近所のお寺の節分会に、毎年出向いているので」(55歳女性)
  • 「小学生のころの豆まき大会が楽しかった思い出があり、今も家族としているので」(54歳男性)
  • 「お正月が過ぎて、次に楽しみなことといえば節分で作る手巻き寿司」(49歳男性)
  • 「お正月の次に来るイベントなので」(58歳男性)
  • 「昔からの行事でなじみ深いから」(65歳男性)
  • 「近所の神社の恒例行事に毎年参加しているので」(51歳男性)
  • 「子どもたちが成長してからしなくなったが、まだ幼い頃にした楽しい思い出があるから」(46歳男性)
  • 「豆まきは日本ならではの文化だと思うので」(33歳男性)

2位 バレンタインデー(2月14日)(16.8%)

2月といえばランキングの2位は「バレンタインデー(2月14日)」でした。その起源については諸説ありますが、ローマ時代に殉職したキリスト教の聖人バレンタインの祝日とされています。ヨーロッパやアメリカでは、恋人、家族、親友の間でカードや花などをプレゼントし合うことが一般的のようです。

  • バレンタインデー

    2月14日バレンタインデー

一方、日本では女性から男性へチョコレートを贈る日として、一説によると1970年代に定着したとされています。かつては義理チョコを職場で配るという日本ならではの習慣もありましたが、現在はそれも減り、友達の間で交換したり自分へのごほうびとして購入したりと、バレンタインデーの捉え方も多様化しています。なお、ホワイトデーというのも日本ならでは。

選んだ理由

  • 「チョコレートを贈ることも、自分用に高価なものを買うことももうしていないが、それでもスーパーにチョコレートギフトが並ぶと楽しい気分になります」(55歳女性)
  • 「チョコ好きなので、自分へのご褒美として高級チョコを食べる」(48歳男性)
  • 「日々感謝の気持ちを伝える行事だと思うので。チョコレートが市販でも手作りでも、相手のことを考えて贈るのは日本人らしいと思う」(37歳男性)
  • 「何個もらえるかではなく、意中の方からもらえるかドキドキソワソワしたのがいい思い出」(64歳男性)
  • 「毎年、奥さんから手作りスイーツをもらうのが楽しみなので」(41歳男性)
  • 「毎年会社からチョコが振舞われ、去年はリンツのチョコで嬉しかったから」(63歳女性)

3位 寒い(11.1%)

3位は「寒い」でした。1月に続き、2月も最も気温が低くなる時季。気象庁が発表している東京都の平年値では、2月の平均気温は5.5~7.0℃とされています。(出典: 気象庁「平年値(旬ごとの値)」)。ただし、年によっては暖冬になるなどの変動も。

体をじんわり温める温活グッズも一般的になり、従来の使い捨てカイロや手袋などに加えて、以下のようなグッズも広まっています。

  • 血行を促進する特殊素材のソックスやレッグウォーマー、アイピロー
  • 電子レンジでくり返し使えるゆたんぽ。ジェルや小豆など素材はさまざま
  • 充電式のカイロ
  • ボア素材を使ったイヤーマフ、スカート
  • 足先や指先を温めるヒーター付きのクッション

充電式カイロはリチウムイオン電池の扱いに注意が必要ですが、暗い場所で便利なLEDライト付きのものなど種類はさまざま。なお、体を温めるには太い動脈が通っている首、手首、足首の「3つの首」を温めるのが効果的とも。

選んだ理由

  • 「とにかく寒いのが苦手です」(52歳男性)
  • 「わが家は暖房器具がこたつなので、とにかく寒です。着替える時は電気ストーブをつけて震えながら。嫌な季節です」(70歳男性)
  • 「寒いところから暖かい部屋に入った時の幸せ感が良い」(36歳男性)
  • 「大雪が怖いので」(49歳男性)
  • 「2月が終われば少しずつ暖かくなるので、いつも早く終わってくれと思いながら過ごしている」(48歳男性)

4位 恵方巻き(8.9%)

4位は「恵方巻き」でした。節分に恵方巻きを食べる習慣は、一説では江戸~明治時代に大阪の商人が商売繁盛を祈願したことが始まりとされています。恵方とは、「歳徳神(としとくじん)」という年神様がいる方角のことで、干支によって変わります。

  • 恵方巻

    恵方巻

恵方巻きは縁起物なので、恵方を向くこと、カットせずに食べること、福が逃げないよう途中で話をしないことなどがルールとされています。現在は大手スーパーやデパート、コンビニなどがオリジナル品を販売し、ロールケーキを恵方巻きに見立てたものの。豪華な見た目に心が躍りますが、食品ロスを考慮して食べられるぶんだけ楽しみたいものです。

選んだ理由

  • 「毎年、趣向を凝らした恵方巻きが登場するのが楽しみ」(75歳男性)
  • 「かぶりつくのは行儀があまり良くないが、節分の恵方巻きでは思う存分楽しめるから」(61歳女性)
  • 「毎年必ず、恵方を向いて食べているので」(33歳女性)
  • 「自宅で作る習慣があるし、スーパーなどで見かけると『今年もこの時期が来たな』と感じられるので」(49歳男性)

5位 短い(2月は短い月)(5.4%)

5位は「短い(2月は短い月)」でした。2月は基本的に28日までなので、30日や31日まであるほかの月に比べると2、3日少ないことになります。時間給で働いている方は、特に月給に影響が出やすい月です。

  • 2月28日

    2月28日

ちなみに、月の日数の覚え方は「西向く侍(にしむくさむらい)」で覚えている方も多いでしょう。「2、4、6、9、11以外の月が31日まで」というもの。「11」を「さむらい」とするのは、刀を2本持っている、または漢数字の十一をつなげると「士」になるというのが由来です。

選んだ理由

  • 「実働の短さを一番実感する月なので」(45歳男性)
  • 「2月は支払いなどの期限を早くしないといけない月なので」(51歳男性)
  • 「祝日もあって稼働日が少ないのがうれしい」(44歳女性)

6位 うるう年(2月29日)(4.3%)

6位は「うるう年(2月29日)」でした。4年に一度やってくるのが「うるう年(閏年)」です。「グレゴリオ暦」を使用する、世界中の国にあるものです。

  • うるう年

    うるう年

「うるう(閏)」という言葉には、暦の上と実際の季節のずれを調節するという意味があります。地球は太陽の周りを365,2422日で一周するとされており、365日としていると少しずつずれが発生する計算に。それを補うために、うるう年には2月が29日までになります。

選んだ理由

  • 「4年に1度の結婚記念日なので」(44歳男性)
  • 「オリンピックみたいで印象的だから」(58歳男性)

7位 雪(3.9%)

7位は「雪」でした。改めて雪とは、雲の中の水蒸気が氷となり、地上に降るものをいいます。雨にまじって降る雪は「みぞれ」、直径5mm未満の氷の粒は「あられ」、直径5mm以上の氷の粒は「ひょう」と呼ばれます。

  • 雪

雪を表す言葉にはほかにも、

  • 粉雪: さらさらとして細かい雪
  • ぼた雪(ぼたん雪): 雪片がぼたんの花びらのように大きな雪
  • 綿雪: ぼた雪よりはやや小さい、綿をちぎったような雪

などがあります。

選んだ理由

  • 「2月には三連休があるので旅行の計画を立てるが、雪が降るリスクがあるのでいつも行き先に苦慮しているので」(61歳男性)
  • 「暦のうえでは春だが、自分が住む地域はまだまだ雪深くて寒いので」(45歳女性)

8位 確定申告(3.6%)

8位は「確定申告」でした。確定申告を行う期間は、例年2月中旬から3月中旬にかけて。今は自宅からPCやスマートフォンを使って申告することもできるようになり、以前のような税務署での大混雑を見る機会も減りました。

  • 確定申告

    確定申告

確定申告は、フリーランス、副業の所得が一定額を超える人、給与年収が一定額を超える人、2か所から給与をもらっている人、医療費控除などの還付を受けたい人などが対象です。

選んだ理由

  • 「家族と自分の確定申告と、それに平行して12月決算の会社の法人税、消費税計算などが雪崩のように襲い掛かってくる時期」(60歳男性)
  • 「始まる前から意識して、無事に終わるまでこれ一色の月」(66歳男性)

9位 スキー・スノーボード(2.9%)

9位は「スキー・スノーボード」でした。ウィンタースポーツの定番の二つ。

  • スキースノーボードシーズン

    スキースノーボードシーズン

全国にはスキー場が500あるともされ、初心者向けの広々としたコースがあるところ、上級者向けの傾斜のきついコースがあるところ、直行バスなどでアクセスがしやすいところ、スキー場に温泉があったりグルメが楽しめたりするところなど、選ぶポイントはさまざまです。

選んだ理由

  • 「バブル期の若いころには、毎年10回はスキー場に行っていました。またあんな時代が戻ってきてほしい」(68歳男性)

2月が好きではない理由は?

最初の2月が好きかどうかの質問では、3割近くの方が「好きではない」と回答していました。その理由を聞いてみました。

寒さがつらい

  • 「朝、駅のホームで通勤電車を待っている時や、オフィス街を歩いている時にビル風の冷たさが身にしみるので」(49歳男性)
  • 「寒すぎて仕事に行きたくなくなります」(43歳男性)

寒さゆえの苦労

  • 「降雪量が一番多くなるので、雪かきが本当にしんどいです」(58歳男性)
  • 「洗濯物が乾きにくくなるので家事が滞ってしまう」(41歳女性)
  • 「好きなガーデニングが楽しめない」(67歳男性)

日数が少ない

  • 「2月は繁忙期なのに日数が少なく、さらに祝日が2日もあるので営業日が少なくなってしまう」(45歳男性)
  • 「ただでさえ少ない収入がさらに少なくなるので」(52歳女性)

行事が面倒

  • 「バレンタインを面倒に思っているので」(44歳女性)

花粉が飛び始める

  • 「寒さはもちろん、花粉が飛び始めるので、花粉症の身にはきつい」(31歳男性)

2月は寒くて短いけれど、イベントがたくさんある月

2月といえばランキングをご紹介しました。1位「バレンタインデー(2月14日)」、2位「節分(2月3日)」、3位「寒い」となりました。ご自身のイメージと比べてみて、いかがでしょうか。

寒い、雪などのキーワードが入ったほか、バレンタイン、節分、確定申告、受験など、有名なイベントも多くランクイン。2月は日数が少ないにもかかわらず大規模なイベントが続き、忙しいと感じている方も多いのかもしれません。

2月が好きではないという方の声のなかには、花粉症に言及するものも多数ありました。空気が乾いているので黄砂なども飛びやすく、アレルギー症状が出やすい季節でもあります。一方で、近年は夏の猛暑が長く続き、寒いほうが体も心もラクという方も。

以前ほど四季を感じられなくなってきた近年、底冷えとされる2月にどのようなイメージをお持ちでしょうか。ご自分の「2月といえば」を考えてみてくださいね。

調査時期: 2026年10月5日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計406人(男性: 311人、女性: 95人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート