JR東日本長野支社は20日、ダイヤ改正に合わせて新設する塩尻・松本~長野間(篠ノ井線・信越本線経由)の臨時特急列車について、詳細を発表した。平日の通勤・通学に便利な時間帯、E353系の特急「信州」を新設し、3月20日から運行開始する。

  • 臨時列車の特急「信州」はE353系3両編成で運転(JR東日本長野支社提供)

臨時列車の特急「信州」はE353系3両編成で運転され、普通車指定席1両(2号車)・自由席2両(1・3号車)という編成に。E353系はWi-Fiサービスやコンセント設備を用意した車両となっており、快適な通勤・通学時間を提供する。

今春の運転日は3月20日から6月30日までの月~金曜日(祝日とゴールデンウィーク期間を除く)とされ、7月以降の運転日は別途案内される。下り「信州1号」は平日朝に設定され、各停車駅の時刻は塩尻駅7時37分発・松本駅7時54分発・明科駅8時7分発・篠ノ井駅8時49分発・長野駅8時59分着。上り「信州2号」は平日夜間に設定され、各停車駅の時刻は長野駅20時47分発・篠ノ井駅20時56分発・明科駅21時36分発・松本駅21時49分着となる。

  • E353系の車内(JR東日本長野支社提供)

  • テーブル・コンセントも各席で利用可能

  • 枕は可動式のため、位置調整が可能に

指定席特急料金(通常期)は50kmまで1,290円(明科~長野など)、100kmまで1,730円(松本~長野間など)。自由席特急料金は50kmまで760円、100kmまで1,200円。塩尻~長野間で特急「信州」「しなの」の自由席を利用できる回数券(4枚つづりで2,880円)も発売される。