ジンジブは1月13日、「働く」に関する調査結果を発表した。調査は2022年11月18日~12月16日、同社運営の高校生向け就職ナビアプリ「ジョブドラフトNavi」に登録する高校生100名(男性35%/女性65%、うち3年生が44%)を対象にWEBで行われた。

  • 高校時代にやってみたいアルバイト

    高校時代にやってみたいアルバイト

高校生に「理想のアルバイト」を聞いたところ、「飲食店」(20%)でのアルバイトがダントツの1位となった。中でも、焼肉店やレストラン、カフェが人気で、理由としては「キッチンで料理や盛り付けなどをしてみたい」「将来のために厨房で働いてみたい」など、キッチンでの調理を希望する声が多くあがった。

続く2位は「家庭教師・塾講師」(7%)。勉学に励む高校生にとっては、自身が家庭教師や塾で勉強をしていることからも身近に感じる職業と言えるよう。以下、3位「イベントスタッフ」、4位「コンビニ」、5位「スーパー」「本屋さん」と続き、変わり種としては「ポケモンセンター」「メイド喫茶」「巫女さん」などの回答も見受けられた。

  • お金の使い道ランキング

    お金の使い道ランキング

次に、「どんなことに多くお金を使っていますか?」と尋ねたところ、「推し活(グッズ・ライブ)」(33%)がダントツの1位に。好きなアイドル、アーティストや、アニメ・ゲームキャラクターなど「推し」のグッズ購入やライブ参戦にお金を使っている高校生が多いよう。

続く2位は、高校でのお昼ごはんや友人とお出かけした際の外食を指す「食べ物」(18%)。3位には「趣味・娯楽」(15%)、4位には「ゲーム・課金」(14%)がランクインし、自身の好きなことや好きなものを応援したりなど、体験することが上位に。Z世代でも「モノ消費」から「コト消費」に幸福感を感じる傾向が強いことがうかがえた。

  • 月の収入

    月の収入

調査によると、実際にアルバイトを「している」高校生は36.1%。収入源について聞くと、「お小遣い」(48%)や「お年玉などのイベント」(46%)、「アルバイト」(37%)に多くの回答が集まる結果に。1か月の収入は「0円」が最多の34%だったが、収入のある人は「10,000円」という人が最多の32%。以下、「2万円」(5%)、「3万円」(%6)と「6万円」まで5%程度で続き、アルバイトをしている高校生は「2万円~6万円」ほどの収入を得ていることが分かった。

最後に、「高校の家庭科の授業での金融教育を通して、お金に対する興味は上がりましたか?」と質問したところ、約4割の高校生が「とても上がった」「上がった」と回答した。