俳優の賀来賢人と女優の浜辺美波が18日、都内で行われた映画『金の国 水の国』(1月27日公開)の公開直前イベントに登壇した。

  • 賀来賢人と浜辺美波が『金の国 水の国』公開直前イベントに登壇

岩本ナオ氏の漫画『金の国 水の国』を初アニメーション映画化した本作は、商業国家で水以外なんでも手に入る“金の国”の、誰からも相手にされないおっとり王女サーラ(演・浜辺美波)と、豊かな水と緑に恵まれる“水の国”の、貧しくも家族思いの建築士ナランバヤル(演・賀来賢人)の物語。2人は100年断絶している敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。真実を言い出せない不器用な2人のやさしい嘘は、国の未来をも変えるのか――。

主人公2人の純粋な思いが国の未来を変えていく本作のストーリーにちなみ、これからの国の未来を担う学生たちを招いて、学生限定の上映イベントを実施。作品を鑑賞し終えたばかりの学生たちの前に、W主演を務める賀来と浜辺がサプライズで登壇すると、歓声が沸き起こった。

そして、学生たちの応援してほしいことについて2人がエールを送ることに。浜辺のファンだという女性が感激して涙する場面も。その女性は、アニメの会社への就職を目指しているということで、賀来は「夢に突き進んでいること自体が素晴らしい。言霊ってありますから。大丈夫と言い続ければ大丈夫です!」とエールを送り、浜辺も「思い込みって大きいと思います。自分はすごいと思うとすごい。思い込まないとできないことがあると思うので、心の底からだますつもりで思い込んで、成功に導いてほしいなと。夢を引き続き応援していきたいと思います」と激励すると、女性は「本当にうれしい。自分はできると思い込んで、これからも頑張っていきたいと思います」と感激していた。

ほかにも、来年度から就活が始まる女性や、自分は何がしたいのか模索中の女性の話を聞いて、言葉を選びながら温かいエールを送った2人。女性たちは「来年度からの就活頑張れそうです」「お二人の言葉を思い出して頑張ろうと思います」とパワーをもらっていた。