ライボが運営する「Job総研」は1月16日、「2023年 働く環境の実態調査」の結果を発表した。同調査は2022年12月28日~2023年1月4日、全国の20~50代の社会人男女682人を対象に、インターネットで実施した。

  • ブラック企業の経験有無と内容

これまでのキャリアでブラック企業と感じる企業に務めた経験があるか聞くと、52.8%が「経験あり」と回答した。

ブラックだと感じた理由は、「長時間労働」(68.9%)が最も多く、次いで「ハラスメントがある」(48.3%)、「根性論が飛び交っている」(43.3%)と続いた。最も少ない回答は「飲み会への参加強要」(16.9%)だった。

ブラック企業での勤務経験者に、ブラックな事象が原因での転職経験有無を聞くと、47.8%が「経験あり」と回答した。その転職によって環境の希望は叶ったか尋ねると、69.8%が「叶った」「どちらかといえば叶った」と答えている。

  • ブラックな事象が原因での転職経験有無、その時の転職で働く環境の希望は叶ったか