JR北海道は、2023年3月18日のダイヤ改正で、特急列車の下り「ライラック3・5号」について時刻を繰り上げると発表した。「ライラック3号」は37分繰上げ、「ライラック5号」は30分繰上げとし、朝の通勤通学時間帯において利用しやすい時刻に変更する。
特急「ライラック」は札幌~旭川間で運転され、グリーン車を連結した789系を使用。下り「ライラック3・5号」は朝の通勤通学時間帯に設定され、現行の「ライラック3号」は札幌駅7時49分発・旭川駅9時14分着、「ライラック5号」は札幌駅8時30分発・旭川駅9時55分着で運転される。
ダイヤ改正後、「ライラック3号」は37分繰り上げ、札幌駅7時12分発・旭川駅8時40分着に変更。札幌駅を7時30分に発車する稚内行の特急「宗谷」より早い時間帯に運転されることになる。「ライラック5号」は30分繰り上げ、札幌駅8時0分発・旭川駅9時25分着に変更。現在、札幌駅では9時台以降、毎時0分に特急「ライラック」または特急「カムイ」が旭川駅に向けて発車しており、「ライラック5号」も札幌駅8時0分発とすることで、わかりやすいダイヤになるという。