女優の広瀬すずが主演を務めるTBS系火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(1月17日スタート、毎週火曜22:00~)の主題歌をヨルシカが担当することが13日、発表された。

  • 『夕暮れに、手をつなぐ』ポスタービジュアル

本作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(あさぎ・そらまめ/広瀬すず)が、幼馴染みの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(うみの・おと/永瀬廉)と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる青春ラブストーリー。恋愛ドラマの名手・北川悦吏子氏が『オレンジデイズ』以来19年ぶりに、完全オリジナル脚本で“青春ラブストーリー”を手がける。

ヨルシカは、劇中で永瀬演じる音と同じ“コンポーザー(パソコンで楽曲を制作する音楽家)”として活動するn-buna[ナブナ]とボーカルのsuis[スイ]による2人組のバンド。TBSドラマの主題歌を手掛けるのは今回が初となる。

楽曲のタイトルは「アルジャーノン」。ヨルシカが本作のために書き下ろした新曲で、「箱の中に迷路がある。途方もなく複雑に入り組んだ道を貴方は歩いていく。壁の向こう側に何かがあると信じて止まらず、時折道に迷いながらもただ出口へと進み続ける。その姿が僕には少し眩しい。そういう曲です」とn-bunaはドラマの世界観を形にしたとコメント。澄み渡りながらも優しくそっと背中を押してくれるような「アルジャーノン」によって、空豆と音のキラキラとした愛おしい青春の日々がどう彩られるのか期待が高まる。音源は1月17日放送の第1話で解禁となる。

さらに本作では、主題歌に加え物語の随所にさまざまなヨルシカの楽曲が象徴的に登場。空豆と音の運命的で衝撃的な出会いのシーンではヨルシカの曲がある重要な役割を担っている。果たしてどんなシーンになっているのか。そのほかのシーンでもヨルシカの透明感のある歌声と繊細な楽曲がドラマを盛り上げている。主題歌と併せて注目だ。

ヨルシカのn-bunaと主演の広瀬すずがコメントを寄せた。

■n-buna(ヨルシカ)

箱の中に迷路がある。途方もなく複雑に入り組んだ道を貴方は歩いていく。壁の向こう側に何かがあると信じて止まらず、時折道に迷いながらもただ出口へと進み続ける。その姿が僕には少し眩しい。そういう曲です。

■広瀬すず

繊細な声と煌びやかとした世界で、焦らず自分と向き合いながらひとつひとつ受け止めていくような、そんな気持ちになりました。
今、この瞬間無くなってほしくない。となんだか締め付けられ、空豆として生きている今とてもぽわぁと枯れてしまいそうな、なんだろうこの気持ち。役とリンクしています。
最高に素敵です!!