京都鉄道博物館は12日、蒸気機関車C62形2号機の運転台見学や、C62形の鉄道映像「シロクニをはしらせる」を上映するワークショップなど、1月末から2月に実施するイベントを発表した。
蒸気機関車C62形のワークショップは、2月11・12日に各日3回(11時・13時30分・15時から各回60分)を実施予定。C62形2号機の4年検査に注目し、構内試走の様子を中心に解説を交えながら、鉄道映像「シロクニをはしらせる」を上映(映像内容は各回とも同一)する。各回とも開催時刻の10分前に開場し、先着約30名に達し次第、受付を終了する。
C62形2号機の運転台見学は、1月28日に第1部(10時50分から12時まで)・第2部(13時20分から14時50分まで)・第3部(15時10~50分)の3回実施。3歳から小学生までの子と同伴者を対象とし、普段は入れない有火の蒸気機関車の運転台に入って、運転機器類の見学、石炭の投入口開口見学、汽笛吹鳴など行える。1組約5分の入換制で行われ、定員は20組(1組あたり同伴者含む4名まで)。各部の開催時間20分前に抽選が行われる。
2月はその他、週末を中心に実施している展示車両の車内公開として、1967(昭和42)年に登場した「583系電車クハネ581形35号車」の車内を特別に公開。2月16日に「おとなの学び講座」も予定しており、「食堂車を中心とした特急列車 のあゆみ」について学芸員が解説する。