JR東日本八王子支社は12日、鉄道開業150年を記念し、八王子設備VRトレーニングセンターと八王子運輸区のシミュレータを実際に体験できるイベント「初公開の施設に潜入! ディープでプロフェッショナルな訓練体験」を2月5・11日に開催すると発表した。

  • 運転士シミュレータ体験イメージ(JR東日本八王子支社提供)

JR東日本管内にVRトレーニングセンターは全12カ所あるが、同施設を公開する体験イベントは初の試みだという。八王子設備VRトレーニングセンターでは、VRゴーグルを装着して仮想空間に現れた夜間の線路上を歩く「跡(あと)確認体験」、運転士目線の映像から線路内で作業している社員の退避状況を確認する「安全確認体験」が行われる。

八王子運輸区では「運転士シミュレータ体験」を用意。ここでしかできない八高線のワンマン運転仕様のシミュレータを体験できる。車掌が実際に訓練で使用している「車掌シミュレータ」を使用し、中央線のリアルな映像とともに車内放送やドアの開け閉め、発車ベルの体験も行える。

  • 列車見張員体験イメージ(JR東日本八王子支社提供)

  • 安全確認体験(VR)イメージ(JR東日本八王子支社提供)

2月5・11日に11時45分から14時30分までと14時45分から17時30分までの2回開催。各日・各回4名(12歳以上・小学生不可)を募集する。参加費用は2万円。「JRE MALL」八王子支社にて、1月19日12時から申込みを受け付ける。