大東建託は1月11日、「いい部屋ネット コンシャスな街ランキング2022＜全国版＞」を発表した。調査は2019年～2022年の4カ年分における20歳以上の男女64万6,245名(男性46.9%：女性53.1%)の回答を累積して集計したもの1
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コンシャスな街(自治体)ランキングTOP30
同ランキングにおける「コンシャスな街」とは、「普通に暮らす街の住みここち」ではなく、仕事と生活を柔軟に統合した【ワークライフインテグレーション】を志向する人々にとっての「多様な人々がいて、刺激的な街」「出会いとチャンスがある街」と定義。
その上で、現在居住している街について、「博物館、美術館等の文化施設充実度」「外国人の多さなどの街の多様性」「新しいことへの住民の柔軟性」「この街はいつも変化している」など全14項目について、5段階(そう思う=100点……、そうは思わない=0点)評価をしてもらい、その平均値を集計。評点の平均値が50になるように変換し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したものを「偏差値」としている。
「コンシャスな街(自治体)」ランキング、第1位は3年連続で「沖縄県中頭郡北谷町」だった。「景色が綺麗で、賑わいのある街。外国人や県外からの移住者も多く、暮らしやすい」「開発が進んで街並みが綺麗になってきて、活気がある」「南部、北部のどちらにも移動しやすい。高台で津波、浸水等に影響されない」といった声が寄せられ、偏差値88.9を獲得した。
続く2位は、2年連続で「大阪府大阪市北区」(偏差値84.0)がランクイン。居住者からは、「徒歩圏内で大体のスポットが揃っている。飲食店が多くて外食に困らない」「いろんな所から移住している人が多く面白い。都会なのに、川など自然に触れ合え景色が綺麗」といった評価が。
また、3位も2年連続で「東京都港区」(偏差値83.0)という結果に。「住宅環境が静かで緑が多くてとても良い。近所や自治会のコミュニティもあり、お祭りに参加しておみこしを担いだり、バス旅行などもあって楽しい」「都心へのアクセスがよい。東京タワーを毎日見ることができる」「子育て中であり、子どもに優しい町」といった声が寄せられた。
以下、4位「福岡県福岡市中央区」、5位「東京都渋谷区」、6位「兵庫県神戸市中央区」、7位「大阪府大阪市浪速区」、8位「神奈川県横浜市西区」、9位「大阪府大阪市中央区」、10位「東京都中央区」と続き、トップ10には、東京都と大阪府から最多の3自治体ずつがランクインした。
また、地域別にみると、首都圏1都3県のトップ10のうち7自治体が東京都の自治体、関西のトップ10では7自治体が大阪府の自治体が占め、その他の地域では昨年から大きな変動はなく、トップ10のうち3自治体が福岡県の自治体だった。
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「コンシャスな街(駅)」ランキングTOP30
「コンシャスな街(駅)」ランキングでは、2年連続で神奈川県の「みなとみらい(みなとみらい線)」(偏差値96.2)が1位に。「都内に出なくても買い物、娯楽全てが充実しているのでラク」「街全体がランドマークを中心にして商業ゾーンと住居ゾーンに分けて建てられ、計画的に整備されている。道路も広いので街並みが綺麗」「街全体がバリアフリーで便利」「公園など緑が多い」と、偏差値96.2と高評価を獲得した。
続く2位は、昨年は回答者数が30名以下で集計対象外だった「六本木一丁目(東京メトロ南北線)」(偏差値91.3)が初のランクイン。居住者からは、「都心中の都心でありながら、信じられないほど閑静」「都内のどこへ行くにも便利。デパートにも行きやすい。美味しいレストランが多い。区の施設が充実している」「医療機関が充実」といった評価が。
また、3位には、昨年2位の「六本木(東京メトロ日比谷線)」(偏差値89.4)がランクイン。「映画館、美術館、飲食店、病院等揃っているので便利」「多様性や多文化を昔から受け入れている。ダイバーシティーを既に実践しており、情報発信や刺激性が有る地域」「自由で新しい。活気がある」といった声が寄せられた。
以下、4位「表参道(東京メトロ銀座線)」、5位「新宿御苑前(東京メトロ丸ノ内線)」、6位「神泉(京王井の頭線)」、7位「麻布十番A(東京メトロ南北線)」、8位「桜木町(JR京浜東北線)」、9位「東新宿(東京メトロ副都心線)」、10位「赤坂A(東京メトロ銀座線)」と続いた。
地域別にみると、首都圏1都3県のトップ10のうち8駅が東京都に位置する駅、関西トップ10のうち大阪府と京都府に位置する駅がそれぞれ4駅という結果に。また、その他の地域では、トップ3をはじめ6駅が福岡県、次いで愛知県が3駅、宮城県が1駅となった。
