フジテレビ系スペシャルドラマ『イチケイのカラス スペシャル』(14日21:00~)に出演する竹野内豊と小日向文世が、コメントを寄せた。
映画公開のタイミングに合わせて放送される今作は、竹野内、黒木華、小日向のレギュラーメンバーに加え、北村一輝、中村アン、堀田真由、吉沢悠、高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、宮世琉弥、渡邉美穂、戸塚純貴らゲストが出演する。
竹野内は、今作について「豪華キャストがそろっていて、幅広い年齢層の方に楽しんでいただける作品。演じている側は法律の専門用語など大変でしたが(笑)、その分、視聴者の方には面白くご覧いただける作品になりました」と自信をみせる。小日向は「多彩なゲストの方々が出演しますのでお楽しみに」としつつ、「書記官の年長者を演じる(中村)梅雀さん、判事の年長者である駒沢が大活躍しますのでお見逃しなく!」と自身の見どころもアピールした。
■竹野内豊
――今作の現場の雰囲気は?
「今回初めてお仕事させていただくスタッフの方も多いのですが、初めましての緊張感などが全然ないんです。それは森脇(智延)監督が、常に大きな声を出してスタッフの方をまとめてくださってるおかげかなと思います。キャスト同士も和気あいあいとしています。終始笑いがあっていい現場だなと思います」
――今作のゲストについて
「北村さんとは、TBSの連続ドラマ『タイムリミット』でご一緒して、“あれから何年たったんだろうな”と思って昨夜ネットで調べたら、20年近くたっているのか!と驚きました。中村さん、堀田さんとご一緒させていただくのは今作が初めてです。中村さんはすごく自然に演じられる方だなと感じました。堀田さんは、小日向さんがまるでお父さんのように終始見守っていらしたのが印象的です。2人が専門用語ばかりのセリフの応酬を繰り広げるシーンがあるのですが、小日向さんが “いや、大変だね~!今度の法廷シーンは君の番だよ。どうする!?”と言ったら、堀田さんは“どうしましょう~!”と笑い合っていました。法律用語は難しいんですよ…。自分が演じるときは必死なんですが、その苦労が理解できる分、共演者の方が苦戦したりNGを出したりしている光景は“わかるよ~”と共感してうれしくなってしまうタチなので(笑)。何度でも付き合います、一緒に乗り切ろう!という気持ちでした。宮世(琉弥)さんは年齢を伺って驚きました。自分が18歳だった頃と比べると、すごく大人っぽくてしっかりしていらっしゃって。役どころではイケイケなヤンキーを演じてましたけど、実際はすごく謙虚で優しい青年だなという印象です。嘉島(陸)さんたちが演じるヤンキー役の皆さん、オラオラしているのにすごくいい子たちで。そんな彼らが暴れまくっているシーンがあるので、僕も放送が楽しみです」
――今作の見どころは?
「連続ドラマのときは見ることができなかった、それぞれキャストの過去の関係性がしっかり描かれているので、より深く『イチケイのカラス』を楽しめる作品になっているのではないかなと思います。連ドラメンバーだけではなく、スペシャルドラマのキャストのバックグラウンドもストーリーとして描かれているので楽しみにしていてください」
――視聴者へメッセージ
「映画はもちろんのこと、スペシャルドラマに関しても豪華キャストがそろっていて、幅広い年齢層の方に楽しんでいただける作品です。演じている側は法律の専門用語など大変でしたが(笑)、その分、視聴者の方には面白くご覧いただける作品になったのではと思います。ぜひスペシャルをご覧いただいて、映画『イチケイのカラス』が1月13日(金)から公開になりますので、劇場にも足を運んでいただけたらうれしいです」
■小日向文世
――今作の現場の雰囲気は
「連続ドラマのレギュラーメンバーがバラバラになってしまい、みちおのグッズがいっぱい並んでいる第一刑事部のシーンが今作ではないのでさみしいかなとは思っていますが、新たなキャストの方たちと共演できる楽しみもあります。中村アンさんとは何度か作品でご一緒してるんですけど、共演はなかったんです。だから今回、裁判のシーンで初めてがっつりお芝居させていただくことができるのですごく楽しみです。堀田さんは、昨年『木のストロー』(2022年/フジテレビ)で初めて共演させていただいて、今作は弁護士と裁判官という新たな関係性で演じることができてワクワクしています。今回、実は共演したことのある方々との再会が多いんです。そんな皆さんと『イチケイのカラス』で共演できてうれしいです」
――今作のゲストについて
「中村さんはかわいらしい方。背が高いイメージがあったんですけど、想像よりも意外と小柄で親しみを感じました。堀田さんは昨年共演したときに比べると大人っぽくなった感じがします。2人ともセリフが多くて大変だと思います。中村さんに話を聞いてみたら、なんと別の作品を撮ってる最中に、新幹線の移動中に『イチケイのカラス』の連ドラを全部見たそうです。“セリフが全部専門用語だから、ひとつひとつの言葉の意味をきちんとおなかの中に落とさないとできない”とおっしゃっていて、努力家だなと感心しました。堀田さんもいろいろな仕事を同時にやっていらっしゃると伺い、すごいなと思いました」
――今作の見どころ
「今回は“共同審理”ということで、みちおさんの熊本での裁判、一方、駒沢の東京での裁判を同時進行していくシーンが見どころです。『イチケイのカラス』は、やはり裁判のシーンが見ものです!僕が演じる駒沢がメインの裁判官として裁判をするシーンは連ドラのときはほぼなかったので、そういう意味でも駒沢さんの法廷シーンをぜひ楽しみにしていてください」
――視聴者へメッセージ
「多くの方に好評をいただき、惜しまれつつも連ドラが終わり、“これでおしまいか”と思ってたんですけど、映画やスペシャルドラマで皆さんにお会いすることができることになりうれしいです。イチケイメンバーが今作では環境が変わってバラバラになってしまっていることは寂しくもありますが、多彩なゲストの方々が出演しますのでぜひ楽しみにしていただけたらと思います。梅雀さんがすごく活躍します!書記官の年長者・川添博司を演じる梅雀さん、それから僕が演じる判事の年長者・駒沢が大活躍しますのでお見逃しなく!僕も放送で梅雀さんのシーンを見るのが楽しみなんです、台本を読んで笑っちゃったくらいだから(笑)。お楽しみに!」
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