女優の大友花恋、俳優の豊田裕大、本田響矢が出演するテレビ朝日・TELASA恋愛ドラマシリーズスペシャルドラマ『正しい恋の始めかた』がテレビ朝日で2023年1月1日(24:25~※関東ローカル)に放送される。韓国発の大人気ウェブコミック「webtoon」で話題の同名漫画を実写化する同作は、大友演じる、日々ToDoリストをこなす完璧主義の大学生・尾崎真心が、唯一うまくいかない恋愛を始めるべく奮闘していくラブストーリー。豊田演じる、真心にとって第一印象は最悪で意地悪な先輩・清水瑛太と、本田演じる、優しくて面倒見の良い皆の憧れの先輩・桜井優馬という全くタイプの異なる2人との恋模様を描く。完全連動するTELASA(テラサ)では、別の側面から物語を描くオリジナルバージョン「ほろあま? ほろにが? デート編」が12月31日(11:00)から配信される。

今回は3人に、作品の見どころについてインタビュー。23歳の同い年同士ということもあり、リラックスした雰囲気の中、互いの印象や現場の裏話も語ってくれた。

  • 左から豊田裕大、大友花恋、本田響矢 撮影:泉山美代子

    左から豊田裕大、大友花恋、本田響矢 撮影:泉山美代子

■自然と盛り上げ隊長になっていた豊田裕大

――撮影を終えて、どんな作品になっているか教えてください。

大友:原作は、クスッと笑えたりキュンとしたり、いろんな楽しみ方ができる漫画です。そんな原作漫画の素敵なエピソードをぎゅっと凝縮して詰め込んだドラマになっています。

豊田:クランクイン前に監督から『正しい恋の始めかた』というタイトルだけど、それぞれのキャラクターにとっての恋の始めかたを意識して演じてほしいと言われました。その言葉通りのラブストーリーに仕上がったと思います。

本田:僕は韓国の作品も見ているので、今回韓国の漫画原作のドラマに出演できてうれしく思います。また、このドラマはビジュアルや髪型、衣装、ロケ地など、すべてこだわり抜かれていてお洒落な作品になっています。みんな同い年ですぐ打ち解けて楽しく撮影できました。

――撮影の合間にはどんなお話をしましたか。

豊田:同い年だから、気を使わずにとりとめもない話ができたよね。

大友:好きな食べ物の話とか、よく聴く音楽の話とか。同い年だから通ってきたものが同じなんですよね。小さい頃夢中になっていたキャラクターの話でも盛り上がりました。

豊田:なぞなぞもしたね。

大友:待ち時間になぞなぞを出したら楽しいかなと思って、私が出題していました。古典的な時間の潰し方ですが、楽しかったです!

――現場の盛り上げ隊長は。

大友:豊田くんだと思います。普段はもちろんしっかりしているのですが、時々思いもよらぬ角度からの一言が飛び出すときがあって……よく皆でツッコミを入れていました。

本田:本人にそのつもりはないと思うんですけど、裕大の発言に僕らが「ん!?」と引っかかって、自然と盛り上がることが多かったです。

豊田:引っかかってくれてありがとう(笑)。僕は、現場を引っ張ってくれていたのは大友さんだと思います。いつも話題の中心になって、「これはどう思う?」と皆に振ってくれていました。なぞなぞも出してくれたし。

大友:なぞなぞの評価が高いんだね(笑)。

■少女漫画のように星を飛ばす本田響矢

――それぞれが演じたキャラクターの見どころを教えてください。

大友:真心は本当に表情豊か。思いをまっすぐに伝える真面目な顔、慣れない恋愛に戸惑う顔、少し抜けていてクスッとさせるような顔、いろんな表情を作れるよう、毎朝顔をマッサージしてから撮影に向かっていました。真面目がゆえの変わり者というところがかわいらしいです。

豊田:瑛太はクールなキャラクターなんですけど、真心に影響されて感情がどんどん表に出てくる。その変化を見せられたらと思って演じました。僕自身、初のラブコメだったので、挑戦しているところを見ていただけるとうれしいです。

大友:豊田くんはモデルもされていて、普段からクールなイメージがあるのですが、恋愛色強めのシーンでカットがかかると、「恥ずかしい!」と言って人のいないところに逃げるように走っていってしまって。そのギャップにビックリしました。

豊田:むずがゆくなってきちゃって(笑)。2人はそんなシーンもサラっとこなしていたよね。

大友:そんなことないです! でも優馬先輩はいつもスマートでした。「おつかれさま」と優しく微笑んでくれる場面があるのですが、原作のイメージぴったりで。皆で真似してみても、あの優しい微笑みにはどうしてもならなかったんです。本田さんだからできる「おつかれさま」になっているので、注目してほしいです。

本田:ありがとう(優しく微笑む)。

大友:こういうのです! すぐ少女漫画みたいに星を飛ばすんですよ!

本田:飛ばしてないよ~!(笑)

――星を飛ばすコツはありますか(笑)。

本田:相手の目を見つめて、ニコッとすれば出ますね、ふふふ(笑)。優馬はいつでも優しいのですが、本人は自覚してなくて、自然とにじみ出ている優しさがあります。優馬はそれを意識していないということに気をつけて演じました。