クリスマスや年末年始を控えるこのシーズン、家族や友人と集まって、自宅でパーティを楽しむ機会も増えるもの。

Uber Eatsで美味しいグルメをデリバリーする方も多いと思いますが、実は食事だけでなく、スーパーやドラッグストア、コンビニの商品をオーダーできることも知っていましたか?

クリスマスパーティーや年末年始など、ホリデーシーズンに役立ちそうなUber Eatsのサービスを、同社が開催したイベントの様子と合わせてレポートします。

おうちパーティ、アレが足りない…! という時に

イベントでは、東京・中目黒でデリ&ケータリング店「YUKIYAMESHI」を手掛ける料理家・寺井幸也さんによるクリスマスにぴったりの料理が披露されました。

  • 「YUKIYAMESHI」料理家・寺井幸也さん

料理をしていると、事前に準備をしていても「あの食材をプラスしたい」「あの備品が切れちゃった」なんていうこともしばしば。そんな時も、Uber Eatsで必要なアイテムを注文できるそう。

料理やドリンク類のデリバリー以外にも、Uber Eatsでは日用品や生鮮食品、OTC医薬品、酒類の配達などサービスを広げています。

スーパーマーケットだと成城石井やコストコ、マックスバリュなど、コンビニだとローソンやミニストップなど、ドラッグストアではツルハドラッグやダイコクドラッグ、クスリのアオキなど、普段使っている身近なお店ばかり。リカーストアではなんでも酒や カクヤス、エノテカ、ヴィノスやまざきなどが対応しています。

イベント中、実際にキッチンタオルをオーダーしてみました。普段デリバリーを注文する際に使っている「Uber Eats」と同じアプリで商品を検索して注文するだけ。

  • 「Uber Eats」アプリから、日用品もオーダーできる

今回は、Uber Eatsが都内で5店舗を展開しているダークストア「Uber Eats Market」神宮前店で商品を注文しました。ここでは食品や美容・衛生用品、日用雑貨だけでなく、生鮮食品や冷蔵・冷凍食品、そしてコストコの商品など、扱っている数は3,100点以上とのこと。

  • 注文した商品が到着!

30分ほどで、指定した住所にオーダーしたキッチンタオルなどが到着! 配達状況や配達予定時間がリアルタイムで確認できることや、受け取りや支払い方法ももちろんUber Eatsと同様。普段Uber Eatsを使っている方であれば、料理のデリバリーと同じ感覚なので気軽に使えそうです。

店舗から商品が配達されている間も、手を止めることなくどんどん料理を仕上げていく寺井さん。届けられた食材をプラスして、完成!

骨付きチキンを手羽先でアレンジした「クリスマス手羽チキン」、明太子とケッパー、フレッシュなディルを混ぜたクリームチーズをフライパンで揚げ焼きにしたレンコンで挟んだ「チーズと明太子の蓮根チップサンド」、バジルソースやブラックペッパーを加えてマッシュしたジャガイモに、さらにスモークサーモンと生のルッコラを混ぜてバゲットに乗せた「スモークサーモンと胡桃のジェノバブルスケッタ」の3品をお披露目。

どれもワンハンドで食べられる、パーティにぴったりなメニューです。

  • 写真左から「モンマルサル グランキュヴェ ロゼ」「ジョセフ・カタン オレンジワイン」「修道士の赤・キュヴェ・サントノラ」

そしてこのメニューに合うワインも紹介されました。スペインのスパークリングロゼ「モンマルサル グランキュヴェ ロゼ」(ヴィノスやまざき Uber Eats価格 3,940円)、オレンジピールやスパイスのニュアンスが溶け込んだ「ジョセフ・カタン オレンジワイン」(ヴィノスやまざき Uber Eats価格 3,300円)、フランス・プロヴァンス地方の修道院で作られたという貴重なワイン「修道士の赤・キュヴェ・サントノラ」(ヴィノスやまざき Uber Eats価格 9,400円)の3種類。

いずれもUber Eatsアプリから、ワイン専門店「ヴィノスやまざき」でオーダー可能なワインばかり。「社員が現地に向かって、本当においしいと思ったワインを仕入れています」というヴィノスやまざきのワイン、事前にまとめて購入したり、パーティー中にあれこれ探しながら気になる一本を注文したり、ワインの楽しみ方がさらに広がりそうです。

Uber Eatsの食品デリバリー、人気スイーツは?

料理だけでなく、日用品や食品のオーダーも行っているUber Eatsですが、実際にどのような商品が人気なのでしょうか? またユーザーはどんな使い方をしているのでしょうか?

  • Uber Eats Japan ユリア・ブロヴキナさん

Uber Eats Japanで新規事業を手掛けるユリア・ブロヴキナさんによると、Uber Eatsの食品デリバリーで人気のカテゴリーは「デザート」なのだそう。「Uber Eats Market」の人気アイテムを見ていくと、デザートのなかで最も人気の商品は「こだわり極プリン」、次いでフルーツゼリー「フルーツセラピー バレンシアオレンジ」、「バスク風チーズケーキ」がTOP 3(Uber Eats調べ)。食後にちょっと食べたかったり、おやつにひと息つきたいときにぴったりなラインナップが揃いました。

また、「アイスクリーム」もトレンドアイテムとのこと。なぜアイス? と思いますが、「Uber Eatsなら溶けていない状態で届けてもらえる」という安心感が人気の秘訣だと言います。他にも生鮮食品やミールキットなど、健康志向の高まりに影響してか「ヘルシー路線」もキーワードだそう。

  • 「Uber Eats Market」で人気のデザート商品 ※在庫状況は日によって異なるため、アプリより要確認

対談ではUber Eats加盟店の方も登場、ユーザーの変化や現在のトレンドについて紹介されました。

2019年からUber Eatsで展開しているワイン専門店「ヴィノスやまざき」銀座店店長の小林航太さんによると、最近はノンアルコールワインの注目が高まっていると言います。コロナ禍のなか健康に気を遣ったり飲み会が減ったことで、お酒は「食事を楽しむ、その場を楽しむ飲み物」になったことが要因のよう。

またUber Eatsでの注文のされ方にも変化が。コロナ禍前は1本・2本とその日飲むような注文が多かったものの、最近では通販サイトのように1週間分まとめて申し込む方が増えたそう。「レストランだと高いワインも、手数料がプラスされてもスーパーで注文した方が安いものです。外食の機会が減るなか、そうしたことに気づいたり、手数料を対価として支払う文化が根付いたのかなと感じています」と小林さん。なかには売り上げの10~20%がUber Eatsの店舗もあるほど、Uber Eatsを活用するユーザーは増えているそう。

イベントで料理を振る舞った、デリ&ケータリング店「YUKIYAMESHI」を主宰する料理家・寺井幸也さんも、コロナ禍での変化を感じていると話します。

「以前は企業向けのケータリングが中心でしたが、コロナ禍後は家族のお祝い事などのオーダーが増えました。そのためフィンガーフードだけでなく、家庭料理など暖かいものを詰めたメニューも揃えるようにしましたね」と寺井さん。ほかにもUber Eatsの評価制度を社内で共有することでスタッフの意識が高まったり、オーダー回数の履歴や備考欄を通してユーザーの方とコミュニケーションを取ったりするなど、Uber Eatsのシステムを活用しているようです。

  • 写真左より、Uber Eats Japan ユリア・ブロヴキナさん、ヴィノスやまざき 銀座店店長 小林航太さん、YUKIYAMESHI・寺井幸也さん、Uber Eats Japan 野村佳史さん

Uber Eats同様にアプリを使って約30分以内に指定の住所まで配達するサービスは、食材や日用品だけでなく、生活必需品、ペット用品、お花まで多岐に渡ります。「最終的にはリアル店舗と同じくらいの品揃えで、日本のどこからでも、いつでも、お料理以外のアイテムも約30分以内に安心して届けられるようにしたいですね」とブロヴキナさんは締めくくりました。

料理のデリバリーにとどまらないUber Eats、上手く活用することでさらに生活が便利になりそうです。