JR北海道は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正に合わせ、利用の少ない駅を見直すと発表した。日高本線の浜田浦駅は廃止に。釧網本線の細岡駅は営業期間を変更し、4月25日から11月30日までの営業とする。

  • 日高本線の普通列車。一部列車が浜田浦駅を通過する

日高本線は2021年に鵡川~様似間が廃止され、現在は苫小牧~鵡川間で普通列車を下り8本・上り9本運転している。浜田浦駅はむかわ町にあり、日高本線の終点である鵡川駅の隣の駅だが、利用者が少ないこともあり、朝の下り2本、朝および夜間の上り2本が通過となっている。JR北海道が公表した「駅別乗車人員」でも、浜田浦駅は1日平均の乗車人員「1名超3名以下」とされていた。

釧網本線の細岡駅は釧路町にある駅。普通列車が停車する一方、快速「しれとこ摩周号」は下り・上りともに通過する。JR北海道の「駅別乗車人員」では、1日平均の乗車人員「1名以下」の駅に。今後は営業期間を短縮し、冬の期間にあたる12月から4月まで営業を休止することとなった。