回転寿司チェーン「くら寿司」は、「かに」フェアを12月16日から期間限定で開催する。
年末にかけて需要が高まるズワイガニだが、仕入れ価格が例年の2倍になるなど、年々上昇傾向にあり今年は特に高騰。その背景として、地球温暖化の影響による漁獲量の減少に加え、燃料費の高騰や記録的な円安がある。さらに、今年10月にはアラスカ沖でのズワイガニの禁漁が発表され、より一層、仕入れが困難に。
そのような中、同社では複数の仕入れルートを開拓することで、安定した供給体制を構築するとともに、カニの爪や甲羅など、様々な部位まで活用することで、リーズナブルかつ品質の良い商品の提供を実現。
この冬2度目となる「かに」フェアを開催する。
本フェアの目玉商品「生本ズワイガニ二種盛り」(345円)は、食べ応えのある生ズワイガニの身を丸々一本使用した棒肉と、ねっとりとした濃厚な甘みが味わえるフレークの二種を用意。
そのほか、濃厚な旨みの毛ガニと、ぷりぷり食感がおいしいタラバガニの良いところを合わせ持ったような味わいが特徴の「丸ズワイガニ 大(一貫)」(250円)。国産の紅ズワイガニから取れた、ほのかな磯の香りと深い味わいがクセになる「かにみそ」(115円)、旨みがたっぷりと詰まったほぐし身をシャリからはみ出るほど豪快に盛り付けた「贅沢かににぎり」(250円)などが登場する。
さらに、一匹からわずか2本しか取れないカニ爪をトッピングした「かに茶碗蒸し」(330円)や、濃厚なクリーミーソースと、かむたびにあふれ出るカニの甘みが相性抜群の「かに甲羅グラタン」(580円)など、サイドメニューでもカニを堪能できる。
豪華な商品を一皿で楽しめる"極みの逸品シリーズ"の新商品には、「豪華かにサーモン盛り合わせ」(980円)が登場。カニの甲羅に、ズワイガニのほぐし身と生サーモンをトッピングした寿司や、生ならではの食感と脂の甘みが味わえる生サーモンのにぎりなどを贅沢に盛り合わている。