キリンホールディングスは、「第10回環境省グッドライフアワード」にてメルシャンの「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」の「椀子ヴィンヤード」を通じた生物多様性と里地里山環境の回復の取り組みにおいて「10周年特別賞 生物多様性賞」を受賞した。

環境省が主催する「環境省グッドライフアワード」は、環境と社会によい活動を応援し、社会をよくするSDGsを体現する取り組みを幅広く表彰するもの。

キリンホールディングスは、「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」の「椀子ヴィンヤード」で、2014年から国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構の協力の元で生態調査を行うなど、ネイチャー・ポジティブに向けた取り組みを加速させてきた。 

「椀子ヴィンヤード」は、日本ワインの原料であるブドウを生産するために、遊休荒廃地を草生栽培のブドウ畑に転換した場所であり、草生栽培のブドウ畑が良質で広大な草原を創出することによる生物多様性の回復が科学的に証明されるとともに、「キリングループ環境ビジョン2050」で掲げる「ネイチャー・ポジティブ」の実現例にもなっている。