ロックバンド・男闘呼組の前田耕陽と高橋和也が、15日に放送されるお笑いコンビ・海原やすよ ともこがMCを務めるABCテレビのバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』(23:22~ ※関西ローカル、通常より5分遅れ。見逃し配信あり)にゲスト出演する。

  • 左から藤崎マーケットトキ、海原やすよ、男闘呼組高橋和也、前田耕陽、海原ともこ (C)ABCテレビ

今回前田とともこの夫婦共演が実現。共演について「ほぼない。お互いに邪魔し合うから」と話すともこに、やすよは「私は出てほしいと思ってた」「ある時から夫婦で出ることがなくなったよね。これが最後かも?」と喜ぶ。一方、「出たくて来たんですよ」という前田は、「(高橋)和也から『やすともさんの番組に出れないかな』と言われて」と、出演のきっかけを明かす。

1988年、成田昭次、高橋和也、岡本健一、前田耕陽の4人でジャニーズ発のロックバンドとしてデビューし、数々のヒット曲を世に送り出すも、1993年に突然活動休止を発表した男闘呼組。この10月、29年ぶりに復活を果たした。2日間の復活ライブにはおよそ26000人のファンが集結し、中にはジャニーズ事務所の後輩である木村拓哉、そしてMISIAなどアーティストの姿も。番組VTRでは、「椿鬼奴と行った」というケンドーコバヤシが心待ちにしていたライブを「50代のお手本ができた」と振り返る。デビュー当時からの大ファンである宮川大輔は「復活を予感していた」という理由を明かす。さらに「ライブを見た後で、耕陽さんへの態度は変わった?」とともこに質問。ライブの準備段階から終始前田を見つめてきたともこが明かす心境とは。

デビュー曲「DAYBREAK」が『日本レコード大賞』最優秀新人賞を受賞し、『NHK紅白歌合戦』にも出場するなど、華々しい活躍で多忙な日々を送った男闘呼組。合宿所での生活をはじめ当時を振り返り、高橋が前田をリーダーにした理由を明かすと、「それは今でも!」と、ともこが笑顔を見せる。また、当時の男闘呼組の音楽やファッションに影響を受けたというRGは、“男闘呼組あるある”を披露する。

活動休止後はそれぞれに連絡を取り合っていたものの、全員でそろうことはなかった。成田の連絡先を知ることができた高橋は「昭次にLINEをしたら、一週間、返事が返ってこなかった」と話す。そんな4人が集まるきっかけになったのは、亡くなったジャニー喜多川さんのお別れ会だった。その席で成田と岡本が再会し、次に名古屋で暮らす成田を前田が訪ね、高橋もビデオ通話で加わったという。「昭次は音信不通を恐縮してた」という前田だが、「無理やりカラオケに連れて行って、男闘呼組の曲を歌わせたら……」と振り返る。

4人が繋がり、再び動き出した歯車。「4人で会って、音出してみない?」と、名古屋のスタジオに集まり、それぞれの希望曲を演奏した翌日、前田の運転で4人は高野山にあるジャニーさんのお墓参りへ。伝説のバンドが再結成するまでの経緯を前田と高橋が語る。

VTRではケンコバが、復活ライブで感動した名曲を「4人の歴史をそのまま描いたような曲」と語り、ライブ映像とともに紹介する。さらに、成田と岡本から大阪公演に向けたメッセージも届く。

コメントは以下の通り。

■前田耕陽

今回は夫、前田耕陽としてでなく男闘呼組の前田耕陽として出演させていただいたのですが、ともこの方もきちんとそういう対応をしてくれているなと感じました。ただ全然知らない人に喋るのとは違ってこちらもリラックスして収録に臨むことができました。

■海原やすよ

男闘呼組さんは子どもの頃に見ていたので、知らないお話を聞くことができて面白かったです。有明・東京ガーデンシアターでの公演も行きまして、生のライブが本当に格好良かったので、そのお話も沢山聞けてうれしかったです。

■海原ともこ

久しぶりに夫婦で共演しましたが、旦那さんというより、前田耕陽さんをゲストとしてお迎えできたという印象です。いろんなお話が聞けて楽しかったです。