京阪電鉄不動産とレアルは共同事業として、10軒の京町家を改装した先鋭的な名宿として知られる「四季十楽」をレアルが運営するRinnブランドの町家型ホテルとして12月21日にリブランドオープンする。

再出発する「Rinn四季十楽」は、レアルが運営するホテルブランド「Rinn」の最上位の京町家ホテルとしてリブランディング。京町家が持つ風情や歴史を重んじつつも、レアルが持つホテル運営ノウハウを投入する事により、ホテルにとっての最も大事な要素である「comfort(快適さ)」と日常から離れた時別な時間や体験「unusual(非日常性)」を大きく強化し、京町家が持つ風情や歴史とホテルライクなサービスを両立した宿泊施設として生まれ変わる。

10軒の町家からなる施設は、ホテルでありながらそれぞれが独立した京町家でもあり、「十室の愉しみ」をコンセプトに、全室が異なる設えとなっている。

「Rinn四季十楽」の象徴ともいえる真っ赤に染められたサロンには、ライブラリーを新設。また朝食時間からバータイムまでその時間に合わせた様々なドリンクやフードを用意し無料で自由に楽しむことができる。

また、客室内で使用するリネン類の一部でクレサヴァが展開する「和紙繊維を利用したリネン」をホテルでは世界で初めて使用(2023年1月導入予定)。

その他のアメニティ類もSDGsに対応したものを中心に揃え、京町家を改装して宿に生まれ変わらせるという「Rinn四季十楽」のサステナブルな発想を更に推し進めていくという。