KinKi Kidsの堂本剛が、5日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30頃)に出演。突発性難聴を発症し、活動を休止していたHey! Say! JUMPの八乙女光への思いを語った。
今年1月末から休養していた八乙女は、先月、活動再開を発表。八乙女と同じく、突発性難聴を患っている堂本は、「彼の気持ちも痛いほど分かるし、周りの人からすれば、目に映らない痛みなので、なかなか理解もしてもらえない」と心情を吐露。「自分なりのやり方でやるしかないし、周りの人が理解してくれない分、頑張るしかない。でも、頑張れば頑張るほど、悲しくてつらい。これはハッキリ言える。でも、悲しくてつらいというところに立ち止まっていては、進んでいけないから。これを、ずっと一人でやってきたなかで、やっぱり大変過ぎる日々だったんだよね」と、これまでの闘病を振り返った。
また、八乙女から相談を受けていたという堂本。「症状がちょっとだけ違うけど、寄り添ってあげたいなって。細かくいろいろ聞きました」と話し、症状が少しずつ改善しているという報告には、「その喜びを僕に伝えてくれてうれしかった」と述懐。続けて、「やっぱり、彼も必死に一生懸命、元に戻ろうとしてるんだなって。でも、僕の経験上、僕は入院するタイミングがちょっとズレてしまったのもあって、やっぱり戻らない。そう簡単には戻らないっていうのは分かってたけど、彼の努力を、背中を押してあげたかったから、ポジティブな言葉で全部向き合ってあげて」と語っていた。
一方で、仕事に復帰した八乙女について、「バラエティやってても、周りでみなさん声が大きいから。当たり前だけど、仕事だからね。そういうなかで、ワンワンしてちょっとつらいことだったり。でも、バラエティだから、それを出せなかったりとか……」と心配している様子も。八乙女のファンに向け、「すごく努力してるということと、大変な思いをしてることを理解してあげてほしい」「今この瞬間も、戦ってるんだな、無理してるんだな、孤独なんだろうなっていうことだけは分かってあげてほしい」と熱心に伝え、「ファンの人たちには、今まで以上に、彼の心のそばに寄り添ってあげてほしい。その愛があるだけで、彼はもっともっと頑張れると思うし、僕もそのうちの一人として、彼の心に寄り添おうと思ってますから」と呼びかけていた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。